それがたとえ、「電源オプション」→「スリープ」→「次の時間が経過後休止状態にする」を『なし』に設定していても、です。
そのせいで、スリープ後一定時間経過すると、いまスリープしているのか、電源が切れている(or休止状態になった)のかが分からなくなります。
しかし、確かにスリープ状態には留まっているようです。電源ボタンを押すなどすると、Windowsブート時の玉クルクルは表示されないまま、いきなり元の画面(アプリ開いたまま)に戻りますので。休止状態に落ちているのであれば、玉クルクルが見えるはずです。
ということは、誰がLED点滅を止めさせているのでしょうね。Windowsではなく、おそらくPC自体(BIOS?)でしょう。東芝さん、勝手に止めないでもらえますか?
(2015/5/20 追記)
この件、どうも腑に落ちない。
↑に書いたように「次の時間が経過後休止状態にする」は『なし』に設定しているにもかかわらず、スリープ後何時間が経過したら、どうも”休止状態”相当に落ちているようです。そう思われる理由は・・・
- 復帰するのに時間がかかっている(HDDのアクセスランプが10秒くらいつきっぱなしになった後、スリープ前の状態に戻る)
- スリープ後、何日も放置していても、バッテリーが減っていない
”休止状態”相当という書き方をしたのは、復帰するときに画面には何も表示されないからです。通常、正しく休止状態に落ちた状態から復帰するときには、Windowsのロゴと玉がグルグル回るやつが表示されますが、↑の状態からの復帰では真っ暗のままです。
また、休止状態に落ちているなら、AC電源とバッテリーの両方を外しても、ちゃんと休止状態から戻って元のデスクトップ画面になるはずですが、↑の”休止状態”相当では一度AC/バッテリーを外してしまうと、その後はコールドブートになってしまいます。また、イベントビューアでも「以前のシャットダウンは予期されていたものではありませんでした」というのが残っていますので、やはりスリープ相当のようではあります。
ちなみに、ノートPCなので、ハイブリッドスリープは切れた状態です。
実際は、どういう動作になっているのでしょうね。
(2015/5/28追記)
先日、この件がIntel Rapid Start Technologyの既定の動作であることを初めて知りました。知らなかったことが恥ずかしい・・・。けれど、このページはそのまま置いておこう。
Windowsが持つ休止状態と、Rapid Startとの違いとして、起動速度のことはよく挙げられていますが、その他の違いについてもまとめておきたいと思います。
- 休止状態はhiberfil.sysに保存、Rapid Startは専用パーティションに保存
- 搭載メモリ量が変わった時、休止状態は自動でサイズ調整されるが、Rapid Startは意識的にパーティションの調整が必要
- 休止状態は操作によって望むときに休止状態に入れるが、Rapid Startはスリープ後??時間という設定しかない(たぶん)ので、好きなときにSSD退避ができる訳ではない。
- 休止状態になるとAC電源&バッテリーを完全に外しても、その後ちゃんと復帰できるけれど、Rapid StartでSSDに退避している場合は(なぜか)AC電源&バッテリーを外すと復帰ができず、コールドブートとなる。
この辺の違いを認識した上で、どちらをどのように使うかを考えたいと思います。
ところで、このPCにはIntel Rapid Start Technology Managerがインストールされていないのですが、それで良かったのでしょうかね。
そもそも、BIOSレベルでやってることなので敢えてドライバは必要じゃないのと、名前が"Driver"じゃなくて"Manager"なので、たぶん状態やパーティションの管理(可視化)をするだけなので、必須ではないのだろうと理解しました。