その解決策とは、
- 仮想メモリを「なし」にしない
というもの。
この問題は、これまでThinkPad Edge E430→LIFEBOOK WS2/M(SH90/M)→Dynabook R73とすべてのノートPCで発生してきました。なので、ハードウェアの問題というよりも、ソフトウェア的な問題、特にWindows8の何か潜在的な問題なのだろうと思ってきました。
しかし、職場で使っているデスクトップPCではなぜか一度も発生したことがなかったです。ノート<-->デスクトップで何か大きなハードウェア的な差があるせいかなぁと勝手に思い込んでおりましたが、ノートPCでは仮想メモリを「なし」に設定していたのに対し、デスクトップでは仮想メモリをデフォルトのままで使っていることに、ようやく気が付きました。
で、仮想メモリの設定を「あり」にしてみると、ちゃんと休止状態から復帰することが確認できました。また、仮想メモリのサイズは小さくても良いようですし、またブートドライブの仮想メモリは「なし」で、ほかのドライブにさえ仮想メモリを設定していれば、休止状態から復帰しました。
が、別ディスクにだけ仮想メモリを設定するのは気持ち悪いので、ブートディスクに400MByteだけ仮想メモリを設定したじ状態で、しばらく運用してみたいと思います。
ちなみに、休止状態から復帰しない問題が発生していたとき、イベントログにKernel-Power ID=42 'システムがスリープ状態になります'というログが記録されていませんでした。このことから、おそらくは「休止状態から復帰しない」のではなく、「休止状態に完全に移行出来ていないので、復帰できなかった」というべきなのだろうと推測しています。
メインメモリ=8GByteも当たり前になりSSDもだいぶん普及してきたので、SSD延命のためにも「仮想メモリはなしに設定しよう」とする意見が散見されますが、そういう人たちはこの現象に遭遇していないのでしょうか?「仮想メモリなし」でも、Windows Updateなどの変化で休止状態が使えたり使えなかったりするようなので、私のように3台連続して「当たり」を引くのは、かなり運が悪いのかもしれません。
まあ、起動が結構速くなりましたので、私のように休止状態を使うほうが稀なんでしょうね。前日の作業状態のまま起動してくれると、非常に便利なのですが。
いずれにしても、これで解決してくれることを期待します。
先ほど別の記事に書き込んだものです。
返信削除私と同じ検証結果となりましたね。
私もSSDを使っているので、仮想メモリを「なし」に設定していたのですが、休止状態に入ってしまうとコールドブートとなっていしまうので、今は仮想メモリを自動設定にして使っています。
ちなみにこの現象は、電源OFFの状態からも起こります。
具体的には、高速スタートアップ機能を使った電源OFFからの起動時に起こり、SHIFTキーを押しながらシャットダウンした「完全な電源OFF」からは起きませんね。