- これ本当に1200ccなの?というくらいよく走る印象です。
SCがよく効いているのか、3気筒化で低回転でトルクが発生しやすいのか。CVTの制御も熟成されていて、発進時からなかなかの加速をします。 - 巡航時は、結構静かです。CVTも副変速機が付いているらしく、巡航速度に入ると減速比を徹底的に下げて、エンジン回転数を1000rpmくらいまで下げようとします。
このとき、エンジン音はほとんど聞こえないのですが、少し周期の長いドコドコといった振動が出ていました。3気筒エンジンのせいか、それとも回転数をギリギリまで下げてノッキング寸前だからなのかわかりませんが、この振動はエンジンが発生源だと思われます。 - 加速時はけっこうエンジン音が響くとなあと感じました。
特にSCが働いている(と思われる)時の音は、3気筒エンジンという形式のせいか、いままでに聞いたことのない妙なエンジン音が聞かれました。ターボ車のようなシューッという吸気音とも違います。なんとも表現しようのない音でした。 - 乗り心地はこのクラスでは普通ではないでしょうか。それなりにサスペンションは固めで、ロードノイズも入ります。が、↑で書いたように巡航時はエンジン音が急に静かになるせいか、ロードノイズ自体も全体的に静かになったような印象が残ります。
- ハンドリングはなかなか素直でよいと思いました。高速での直進性もよく、フラフラうしないです。
ノートを運転してみて気づいたのは、普段自分の車で運転しているときほどカーブの進入に気を使わなくなっているなぁ、ということです。普段は運転しているクルマは車高がやや高いせいもあってか、進入速度やライン取りを意識しながら曲がりますが、ノートではいつものカーブでも速い速度で進入しても適当なライン取りをしても、スッと曲がれてしまいます。 - 燃費は思ったほどよくなかったです。このクラスなら気を使わず適当に走っても20km/lくらいはあると期待したのですが、高速&自動車専用道6割+信号のない田舎道3割+交通量多いが流れの良い国道1割の条件で、18~19km/lくらいだったでしょうか。
90km/hくらいまでの速度では多くの期間で瞬間燃費30.0km/lの表示で巡航できますが(平地の場合)、100km/hとかそれ以上の速度になると20km/lとか一気に悪くなるようです。その速度を維持するのに必要なトルクが足りないと判断するのか、エンジンの回転数も急に高めになるような気がしました。 - 燃費優先の設定なのか、エンジンブレーキは弱めです。でも、完全に空走にはしないようです。
面白いことに、巡航時はほんの少しだけアクセルを踏んでおくと1000rpmくらいでクルージングできますが、アクセルを離すと「エンジンブレーキが必要!」と判断するのか、回転数が少しだけ上がります(1200rpmくらい?)。 - 内装は、メーター周りは自照式インジケータでいいなぁと思いました。豪華ではありませんが普通にいいです。時計とオドメータ/トリップメータが近くにならんで表示されているのは、ちょっと見間違えそうでした。
シートにはジグザグのステッチが入っていて、個人的にはファブリックでもなかなかやるなぁ、と思いました。正直、自分の車の本革シートは冬冷たくてイヤです。
あと、このクラスでも自動防眩ルームミラーが付いているのには驚きました。眩しくなくていいですね、コレ。これくらいなら、自車にも取り付けられるかなぁ。 - あと、アラウンドビューモニターも試してみました。
正直なところ、これはあまり使えないです。ルームミラー内に表示されるせいもあるのでしょうが、表示が小さすぎるため、駐車時隣の車に接触しそうかどうかまでは見えないです。ドアミラーとバックモニターの方がよっぽど当てになります。
唯一アラウンドビューモニターのいいところは、駐車してスペースに入れた後で、枠の真ん中にちゃんと入っているか?枠に対して斜めになっていないか?がひとめで分かるというところです。モニターを見ながら駐車するというのはぶつけそうで怖かったです。まあ慣れていないことも原因でしょうけど。
覚えている範囲ではこんな印象でした。
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