2016年9月3日土曜日

パサート ヴァリアントがいいですね。

ムラーノ以降、ようやく本気で乗りたいなと思える車に出会えました。パサート ヴァリアントです。
2015年7月に発売された八代目(B8モデル)がいいですね。デザインはすごく好みですし、装備もかなりよいです。個人的に特に欲しい機能は、やはり完全停止まで対応するACCとレーンキープ機能です。高速道路を毎日のように乗る身としては、これで如何に通勤が楽になるのか、ぜひ試してみたい機能ではあります。

あとは、ダウンサイジングターボにも期待ですね。ムラーノV6 3500ccに乗っていて思うのですが、確かにこのくらいの排気量でしかもVQエンジンとなると、高速道路でも坂道でも余裕があるのは確かです。が、高速巡航速度になったときに、本当にそれだけのトルクとパワーが必要なのかな?、巡航に必要な最小限の出力に落として、燃費を向上させられないかなと思っていました。その解はハイブリッドにあるとずっと思っていましたが、最近になってようやくダウンサイジングターボという解決方法に魅力を感じ始めました。欲しかったのは、運転がつまらなくても徹底的な低燃費な車ではなく、運転は楽しく&燃費もそこそこ良いというバランスの取れた車だったわけです。

このあたりの条件を満たす車として、実際にスバルのLEVORGは試乗したこともあります。アイサイトVer.3も1.6LのDITエンジンも、短時間での評価ですが、なかなか良かったです。でも、どうしても300万円後半のお金を出してでも買いたいとは思えなかったです。なぜでしょう?ドライビングポジションが低かったことは一つの要因ですが、やはりデザインですかね、いまいち好きになれなかったのは。
悪くはないと思うんです、LEVORGのデザイン。でも好みじゃない。子供っぽいのか、ネットで見かけたガンダムっぽい顔という意見が原因なのか。私が直接、何の事前情報もなく現物を見た時はガンダムっぽいとは思わなかったのですが、その後そういう意見を聞いてからはどうもそのように見えてしまうというか、子供っぽいデザインと感じてしまう・・・。

まあ、すべてにおいて完璧な車など存在しないという点では、LEVORGももう少し安ければ、あるいは中古でもよいので程度のよいものが買いやすい価格であればまだまだ選択肢の一つではあるのですが、パサート ヴァリアントに関しては、私の判断ポイントをいろんな条件を高次元で満たしていますね。そうそう、いろんな場所を走っていてまず見かけることがないというレア度もポイントの一つです。

ネックはやはり故障の確率ですね。輸入車の品質は上がってきているとはいえ、故障率、故障した時の修理費や期間・サポート体制の点では、日本車に勝るものはないでしょうね。
それから価格。装備がショボいトレンドラインは外すとして、最低でもコンフォートライン以上のグレードになります。となると車両本体だけで370万円を超えますから、納車経費を合わせて400万円を超えることは目に見えている。そこから値引きがあるとはいえ、そこまで出す価値を見いだせるのかはもう少し時間をかけて考えたいところ。
そして、家族の同意も一つの障壁。乗れば良さはある程度理解されるとは思うけれど、基本的に車にあまり興味のない家族にどうやって乗ってもらうか、良さをアピールするか、そして、いくらになるかわからないがその価格に見合った価値を家族と共有できるか、そのあたりが中流庶民としては難しいところ。お金がもっとあればそのあたりはクリアしやすくなるのですが。ただ、ヨーロッパ系の他社と較べてもコストパフォーマンスは良いとは思っています。

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