2012年12月7日金曜日

SSDが壊れかけ・・・

またもThinkPad Edge E430の話ですが、先日使っていて急に動作が遅くなったと思ったら、再起動後にログオンできなくなってしまいました。

まず、いつも使っていた指紋認証の画面が出ませんし、代わりにパスワード入力しても入力自体は受け付けられてデスクトップ画面に変わると思いきや何も表示されず先に進みませんでした。
システムの修復をかけると、今度はブート途中で落ちるようになってしまい、どうにも使えません。

仕方がないので、SSD(Crucialのm4 256GB)を外して別のPCにつないでchkdskをかけると、いくつかのブロックが読めないとか、いろいろなエラーがでるようになってしまっていることが分かりました。SSDの耐久テストなんかをしているHPをみていると、SSDはおかしくなり始めると急に全滅することがあるそうなので、「ああ、遂に来たか・・・。ハズレSSDを引いたかな」と思いました。
でも、「まあ、バックアップは毎日録ってあるから、ファイル喪失被害は軽微だな」「3年保証があるから、新品に替えてもらえたらむしろラッキー?」くらいに悠長に考えていましたが、意外にも直ってしまいました。

chkdskをかけている間は確かに読み取りエラーとかNTFSの構造的なエラーとかが続々と報告されていて、その度にS.M.A.R.T.の"訂正不可能エラー回数(BB)"とか、"累積ECC訂正回数"がじりじりと増えていたので確かに故障破滅に向かっていると信じていたのですが、何度かフォーマット&リカバリを繰り返すうちにエラーの発生はなくなり、正常に使える状態になっています。もちろん、S.M.A.R.T.の値ももう増えなくなっています。

果たして、SSDでそんなことがあり得るのでしょうか?

参考までにS.M.A.R.Tの値を貼り付けておきたいと思いますが、"訂正不可能エラー数"や"工場出荷時の不良ブロック数"、"累積ECC訂正回数"などについて、このような値でも正常範囲でしょうかね?これまでは注視してこなかったのでよく分かりません。



-- S.M.A.R.T. -------------------------------
ID Cur Wor Thr RawValues(6) Attribute Name  
01 100 100 _50 000000000192 リードエラーレート  
05 100 100 _10 00000000A000 代替処理済のセクタ数 
09 100 100 __1 000000000366 使用時間       
0C 100 100 __1 000000000367 電源投入回数     
AA 100 100 _10 00000000000A 不良ブロック増加数  
AB 100 100 __1 000000000000 書き込み失敗回数   
AC 100 100 __1 000000000000 消去失敗回数     
AD 100 100 _10 000000000002 ウェアレベリング回数 
AE 100 100 __1 0000000000C6 予期せぬ電源断回数  
B5 100 100 __1 01E600AF0137 Non-4k Aligned Access
B7 100 100 __1 000000000000 SATA インターフェースダウンシフト
B8 100 100 _50 000000000000 エラー訂正回数    
BB 100 100 __1 000000002F30 訂正不可能エラー数  
BC 100 100 __1 000000000000 コマンドタイムアウト 
BD 100 100 __1 000000000053 工場出荷時の不良ブロック数
C2 100 100 __0 000000000000 温度         
C3 100 100 __1 0000000011DD 累積ECC訂正回数   
C4 100 100 __1 00000000000A 代替処理発生回数   
C5 100 100 __1 000000000000 代替処理保留中のセクタ数
C6 100 100 __1 000000000000 回復不可能セクタ数  
C7 100 100 __1 000000000000 SATA R_ERR (CRC) エラー回数
CA 100 100 __1 000000000000 残り寿命       
CE 100 100 __1 000000000000 ライトエラーレート  
                             



とりあえず、もうしばらく使い続けて、様子を見てみたいと思います。

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