2018年1月15日月曜日

レトルトのカレーはいつまで食べられるか?

年末の掃除をしていたときだったか、ふと見つけたAEONブランドのレトルトカレー。賞味期限は2016年8月18日になっていた。今はもう2018年だから、賞味期限を1年と4ヶ月以上は過ぎていることになる。
「賞味期限」は「消費期限」と違って、その日を過ぎると食べられなくなるわけではないけれど、さすがに賞味期限を1年4ヶ月も過ぎたものはどうだろう?個人的には、2~3ヶ月なら、多少警戒はするがおよそ平気だけれど、さすがに1年以上過ぎてると少し勇気が要る。

まず、皿にあけてみた。少なくとも異臭はしない。見た目は普通だが、白いお皿とカレーの境界部分に僅かに半透明の層が見えるような気がする。油分の分離が進んでいるように見えないことはない。
手についたカレーを少し舐めてみる。普通にカレーの味がするが、心なしか酸っぱいような気もする。が、腐ったものの味ではない。以前良く食べていたハウス食品のククレカレーを基準に考えると、少し酸っぱいような気がしただけで、AEONブランドのものはもともとそういう味なのだと思えばカレーとして全然受け入れられる範囲である。もしかすると、賞味期限を大きく過ぎているという意識のせいで、酸っぱく感じただけなのかもしれない。

レンジでチンして、ご飯とともに食べてみる。少し酸っぱさを感じないわけでもないが、そういう味だと思えば普通に美味しく食べられる。少なくとも、気持ち悪くなったり、オエッとなったりすることはなく、完食。ごちそうさま。
そして、今日現在も特に腹痛や下痢を起こしたりはしていない。賞味期限を1年以上過ぎていても意外と普通に食べられるものなんだなと、レトルト食品の技術に感心。

だからといって、もし賞味期限切れのレトルト食品を見つけたとしても、安心だとは言い切れないし、無闇に食べるなんてことは全くオススメはできない。食べられるかどうかは食品自体の性質や保存状態にも依るだろうから、本当に腐っているか、傷んでいるかは、自己責任でよく見極めてもらいたい。