2014年2月18日火曜日

休止状態から復帰しない

LIFEBOOK WS2/Mですが、休止状態から復帰しなくなりました。OSはWindows 8.1です。

「休止状態」「復帰しない」などのキーワードで検索するといろいろ見つかるのですが、私のところでの症状と一致するものは見つかりませんでした。その「症状」というのは・・・


  • 休止状態から電源ボタンを押すと、起動画面(富士通のロゴ)出たあと、電源が勝手に切れて復帰しない。
というものです。UEFI BIOSの初期化状態から抜けて、Windows8起動時のグルグル玉が回るアニメーションが出るかというタイミングで電源が切れていまいます。実際には、そのグルグル玉は見えないです。

その後、再度電源を入れるとちゃんと起動しますが、休止からの復帰ではなく、コールドブートです。休止前の状態は失われてしまっていました。

イベントビューワには、何のエラーも報告されていないので、どうやって調査したらよいかわかりませんでしたが、少なくとも最初の頃はちゃんと休止状態→復帰ができていたので、追加アプリ&ドライバのインストールか、Windows Updateのあとにおかしくなったのだと思います。

いろいろ試行錯誤の末、どの段階でこんな現象がでるようになったのかが分かりました。それは、
KB2912390(http://support.microsoft.com/kb/2912390)をインストールしたら発生することが分かりした。これをアンインストールすると、休止状態から復帰できるようになりました。

このKB2912390は、Direct2Dのセキュリティに関係したパッチのようですが、それがなぜ休止状態からの復帰に影響があるのかは不明です。どちらにしろ、このパッチはしばらくインストールしないでおこうと思います。

このパッチは、他のWindows8なPCにもインストールされていますが、そちらでは問題が起きていませんので、LIFEBOOK WS2/Mに固有の問題ではないかと思われます。おそらくBIOSレベルで何か問題を抱えているのではないかと推測しています。そうなると、富士通さんが問題に気づいて新しいBIOSをリリースしてくれるまでは、どうしようもないですね。


(2014年2月28日:追記)

同じ現象が、ThinkPad edge E430でも起きました。休止状態から再起動しようとすると、最初にWindowsの旗で出た直後くらいに電源が落ちます。その後再度電源ボタンを押すと、コールドブートしました。
KB2912390がインストールされていたので、アンインストールしました。すると、この現象は出なくなりました。

しかし、Direct2D関係のfixが、なぜ休止状態からの復帰の影響するのでしょうね?本当にナゾです。


(2014年3月3日:再度追記)

また、休止状態から復帰しないようになりました。電源を入れても、富士通のロゴのあと、すぐに電源が切れてしまいます。

コールドブートして、windows updateの履歴を見ても、↑で問題がある(と思っていた)KB2912390は入っておらず、アンインストールされたままです。これ以外にも、この問題を起こすパッチがあるのかもしれないと思い、windows updateの履歴から次々とアンインストールしてみました。すると、すべてのパッチをアンインストールしても休止状態から起動しません。やはり、PC固有(LIFEBOOK WS2/M)の問題なんでしょうか・・・

パッチを全部アンインストールした状態で使うわけにもいかないので、再度windows updateをかけてKB2912390を含む「重要」なアップデートをすべてインストールしました。すると・・・

休止状態の問題はなくなっていました。問題と思っていたKB2912390をインストールしていても、です。いったい、何だったんでしょうか?

いつも言っていることですが、「PCはダマシダマシ使うもの」なので、とりあえず動けばOKです。


(2014年3月10日:再々度追記)

またまた、休止状態から復帰しないようなってしまいました。
今度は、KB2912390をアンインストールしても、アップデート全部アンインストール→再度インストールしても、直らないです。本当に、いったい何なんでしょうか?ちょっと困りました。

2014年2月15日土曜日

LIFEBOOK WS2(SH90/M)のタッチパッド(クリックパッド)改善法

以前、LIFEBOOK WS2のタッチパッドの反応が悪いと書きましたが、こちらの情報を見つけて調整したところ、まずまずの感じになりました。要は、初期設定が良くなかったということのようです。

Synaptics ClickPadの調整のポイントは次の3点でした。

  1. クリックのためのタッピング操作を検知する範囲の設定
  2. タッピング時の圧力の感度
  3. ある操作から別の操作を検知し始めるまでのインターバル時間
まず、1のタッピング操作範囲の設定ですが、誤反応を恐れてか、初期状態ではタッピングをクリックと判定する範囲がかなり狭めに設定されていました。この範囲外でタッピングしても利かないことに気が付きませんでした。特に、2本指でのタッピングでは、大きな私の手では簡単に範囲から外れてしまいます。
2のタッピング時の圧力の感度についても、急いで操作するときは比較的軽くタッピングすることになるので、できるだけ弱い圧力でも検知するように調整しました。
最後のインターバル時間ですが、例えばスライド操作でカーソルをボタンの上に動かしたら、すぐにボタンを押したいですが、このインターバル時間が長く設定されていると、カーソル移動→(タッピングによる)クリックまでの操作に少し待ち時間を入れなくてはいけません。これを短く設定すれば、すばやく操作ができそうです。
以上の調整は、すべてSmartSenseというところで調整出来ました。「マウスのプロパティ」を開いて「設定」を押す。Synaptics ClickPadの設定画面が開いたら、SmartSenseを選択して、その右の歯車アイコンをクリックします。私の場合は、次のような感じにしました。

2014年2月13日木曜日

Google ChromeでAuthenTec TrueSuiteが動かなくなった

Google Chromeと書きましたが、実際に使っているのはIronの方です。同じChromium系ということで・・・。

処理速度やタッチパッドの操作性に不満がありながらもLIFEBOOK WS2/Mを使っているのですが、もう一つの不満があったのが指紋認証ソフトです。富士通のPCらしく、OmniPassというソフトがプリインストールされているのですが、まずこれがInternet Explorerにしか対応していない点がイマイチなところですね。それから、Webサイトのログイン認証で使う時ですが、ユーザIDとパスワードを覚えさせるのに、「どのテキストボックス」に「何を入れるか」をユーザIDとパスワードの両方についていちいち指定しなければならない。更に、入力後に「どのボタンを押すか?」も指定できるのだけれど、OmniPassがそのボタンを押してくれたことがない。とにかく、手間がかかるわりには、あまり楽になっていない気がします。

その点、AuthenTec TrueSuiteの方は、ユーザIDとパスワードを入力したと思われるWebサイトに来ると自動的にその内容を覚えてくれる(いちおう、覚えるかどうかの確認だけは出る)し、次回そのサイトに来ると、自動的にポップアップが出てきて指を通せば、必要な項目を入れてログインまでしてくれる。これは非常に使い勝手がいい。だからこそ、こんな書き込みをしたのです。OmniPassもこのくらい対応してくれて、Chromeにも対応してくれるといいのですがね。

話がだいぶんそれました。Ironをバージョンアップしたあたりから、TrueSuiteのログオン時ポップアップが出なくなってしまいました。しかし、自力で治せることが分かりましたので、紹介します。

Chromeの「拡張機能」タブを開いて、デベロッパモードに切り替えると、コンソールに次のようなエラーが確認されました。

websiteLogonBG.jsというJavaScriptの20行目でエラーが発生しているようです。更にそのソースを見てみると、
のようになっていて、port.tabの型が不明なので、idというメンバが見つからないということのようです。もしかすると、Chromeから渡される変数portの型が変わったのかも知れません。

そこで、ブレークポイントを設定してJavaScriptを止めて、変数portの中身を見てみました。型はPort型で以前とは変わっていないようですが、その中にtabというメンバが存在していません。その代わり、port.senderの中にtabというメンバが見つかりました。Port型の構造が変わったのでしょうか・・・。
とりあえず、問題のwebsiteLogonBG.jsスクリプト中のport.tabという部分を、すべてport.sender.tabに変更してみます。ChromeのExtensionは、ディレクトリ

  • %USERPROFILE%\AppData\Local\Chromium\User Data\Default\Extensions
にある(ただし、↑のはIronの場合)ということなので、その下を探してみるとありました。
そして、問題のJavaScriptを修正して、Ironを再起動すると・・

 直りました!


ログオンするサイトにいくと、True Suiteのポップアップが出るようになり、指紋を読ませるだけでログオンできるようになりました。

Chromeの拡張機能についての仕組みも少し勉強ができてよかったです。

2014年2月7日金曜日

ムラーノ、20万km突破

遂に20万kmの大台に乗りましたので、記念撮影です。


これまで、ドライブシャフトのブーツが破れるとかのマイナートラブルは多少ありましたが、致命的なトラブルはなかったです。次の車検が近づいていますが、もう1回車検を通してもう2年乗るつもりです。次々回の車検時には30万kmに到達しているでしょうか?ここまで来ると、どこまで走れるのか、もっともっと試してみたくもなります。

とはいえ、やはりこの燃費とハイオク仕様はキツイです。乗り換えも検討するのですが「コレだ!」と思えるような車がなかなかなくて。
でも最近は、ゴルフ7がなかなか良さそうな感じです。走行性能、乗り心地、装備どれをとっても評価はいいですしね。ただ、ゴルフ5/6のDSGトラブルの話はちょくちょくネットで見かけるので、そこだけがネックです。原因不明でいきなり走れなくなる状況というのは、ちょっと国産車であればあり得ないレベルだと考えています。車は趣味じゃなくて、完全に生活必需品(通勤手段)なので、壊れない(壊れにくい)ツールであることが第一条件になりますね。ゴルフ7でそういった不具合が解消されているなら、次々回の車検時にもう一度検討してみたいです。今から2年以上経てば、そういった不具合の情報が出揃うと思いますので。