2017年12月30日土曜日

ロト6 一年間継続購入の結果・・・

2017年はロト6を一年間継続して購入してみました。

以前から、「継続的に購入したとき、期待値どおりの結果が実際に出るのだろうか?」と興味があったからです。もちろん、高額当選すれば嬉しいのですが、当然ながらそんなことはありませんでした。特にこれと言った趣味や浪費もないので、「お小遣い制」という訳でもないのですが「月に1万円くらいなら『お小遣い』と思って、自由に使っても問題が出るわけでもなかろう」と思って始めていました。
1回の抽選で5口購入しましたので、2017年は全103回の抽選があり、延べ515口分の購入に対して、その結果は、

  • 5等当選 18回
  • 4等当選 3回
  • 3等以上の当選はなし
でした。
1口200円なので、合計で103000円を1年間で使ったことになります。一方、実際の当選金は5等18000円+4等20200円で、合計38200円でした。当然ながら赤字な訳ですが、この結果は確率的な期待値から考えて、良い数値なんでしょうか、悪い数値なんでしょうか?

こちらのサイトによると、ロト6の期待値は1口200円あたり89.94円らしい(ちゃんと検証していませんが、何となく高すぎる気がします・・・)のですが、それに当てはめると期待される当選額は515口✕89.94円=49319円ということになります。この数値からすると、私の今年の結果はやや期待値よりも悪いということになりますね。所詮は「宝くじ」、ゼロサムゲームじゃなく、総和としては”負ける”ことが決まっているゲームなんだから、個人的にはまあこんなものかと思える結果でした。

人によっては「宝くじなんてアホらしい」と思う人もいるとは思いますが、私自身はパチンコ・競馬・競艇などのギャンブルはしない、お酒を飲んだり女遊びで浪費することも無い人間なので、月に6~7000円程度のこの程度の遊びで、(本当に)運が良ければ数千万円~一億円くらいのアブク銭が舞い込んでくる可能性が少しでもあるなら、そんなに悪い遊びでもないかなという気がしています。と言いながら、来年も継続するかどうかは慎重に考え中・・・。もし、数百万円程度の貯金を目指すなら、マジメに、そして、今まで以上にもっと働いた方が実現は早そうです。

2017年ムラーノ、改め、パサート燃費記録

昨年末にムラーノ(PZ50、V6 3.5L)からバサートヴァリアント(B8、1.4L)に乗り換えたので、今年は丸一年分パサートでの燃費記録です。

  • 総走行距離 43521km
  • ガソリン使用量 2357.2L
ということで、平均燃費は約18.46km/Lでした(満タン法)。V6 3500ccのムラーノと比べて燃費が良いのは当たり前ですが、パサートのカタログ燃費20.4km/Lに対してはだいたい予想通りでした。私の場合、運転条件が良いので、みんカラで見られる一番良い燃費がおよそそのまま自分の燃費記録になるだろうと思っていました。
月別の燃費をグラフにするとこうなりました。
これまでの経験と同じく、春後半~初夏と秋ごろが一番良い結果でした。夏はエアコンの影響か少しだけ落ちますが、一番悪い時期はやはり冬ですね。特に、走行時の外気温が10℃を下回ると結構燃費に響くのを実感します。

2016年ムラーノのときとガソリン代を比べてみますと、約20万円ほど浮いたという結果になりました。総走行距離が少し違いますし(2016年ムラーノでは47700km走行、今年2017年パサートでは43500km走行と少し短い)、ガソリン単価も変動していますので一概に比較はできませんが、ざっくりと年間20万円くらいのガソリン代が浮く計算になりました。だいたい予想していたこととはいえ、ランニングコストが安いのは嬉しいことです。輸入車は故障が多いと聞きますが、ガソリン代でこれくらい浮くのなら、発想を転換して、年間20万円までの修理費は許容できる(=去年までとランニングコストは変わらない)と考えることもできます。実際のところ、距離無制限の新車保証とウォルフィ延長保証をつけていますので、当面は際立った修理費は発生しないはずです。実際、さっそく今年リアゲートが開かないというマイナートラブルが1件ありましたが、当然無償修理対象なので持ち出しはありませんでした。

ムラーノPZ50と乗り比べますと、パサートの印象は、
  • 加速や旋回が軽快
  • でも、出だしはもっさり遅い(ターボラグ?)
  • ACCは秀逸、レーンキープアシストは微妙(いざというときは無いよりはマシか?)
  • エンジン音が安っぽい感じ(だけど、慣れればそうでもない)
  • 車内は十分静かだけど、たぶん走行時はムラーノの方が若干静か
という感じがしました。特に、加速感や旋回が軽快なのは、個人的には○です。トルク感に関してはムラーノの方が力強い感覚で、坂道でも回転数を挙げなくてもグイグイ登っていてトルクに余裕を感じましたが、いかんせん車体が重かったので「速い」という印象は無かったです。一方パサートの方は、トルク感に余裕が少なく必要十分なレベルという感じだけれど、何故か加速感がよく気持ちい感じです。最大出力やトルクという絶対的な数値だけで決まるものではないんだなという点で面白いです。また、重心が低く、いつものカーブもムラーノよりずっと余裕を持って曲がれますので、運転が楽になりました。

さて、来年、パサート君はどれくらい頑張ってくれるでしょうか?今のペースだと、来年の今頃にはおそらく10万kmを超えているでしょうが、まだ新車保証が利いているとはいえ、とにかくトラブルが無いことを祈ります。

2017年12月4日月曜日

HPの第8世代Core i7搭載ENVY 13の性能は?

HPのENVY 13のことについて調べていて、このブログ記事を見つけたのですが、結局のところ第8世代のCore i7を積んだENVY 13は、サーマルスロットリングが発生するのか、しないのか、どちらなんだろう?

記事によると、
動作温度も最大で81℃(平均69℃)で、サーマルスロットリング(熱によるパフォーマンスの低下)は発生しませんでした。
と書いてあるすぐ下に、
4コア動作時のクロック周波数は、テスト序盤は3.1GHzくらいまで上がりますが、中盤には少しづつ周波数が下がり、最終的には2.2GHzで動作していました。
だそうです。

えっ!?

この現象がサーマルスロットリングの影響そのものだと思うんですが・・・。

それに、Core i7-8550Uでテスト序盤なら、定格の4.0GHzくらいを指してもおかしくないのですが、3.1GHzは低過ぎだと思います。いまこれを書いているi5-8250Uですら、しばらくは4コア3.4GHzで動いているんですけどね。
やはり、13インチにギュウギュウに詰め込んでるENVY 13は排熱が厳しいのかも知れない。

2017年11月29日水曜日

Amazon.com (US)でお買い物

米国のAmazon.comで買い物をしてみました。


先日購入したDELLのInspiron 14(7472)の職場用ACアダプタです。

本当は、FINsixのDART(https://www.amazon.co.jp/dp/B07514CFJV?m=A2R2ZJWBFDRFDX&ref_=v_sp_widget_detail_page)が良かったのですが、¥12,000-は高すぎます。USのAmazon.comだったらもう少し安く買えるかと思ったのですが、やはりこのくらいの値段はするようです。
で、いろいろ探していると、AmazonBasicsのラインナップに今回買ったACアダプタがありました。日本では売っていないものです。なぜ売っていないのだろう?たぶん、100Vにも対応していて使えるはずなのに。
AmazonBasicsなので、値段も$24程度とお手頃でした。アメリカから送られてくるのに、送料が$7程度とは驚きです。おそらく、他の商品と一緒に送られてくるので、輸送費としては大してかからないのでしょう。従って、納期は遅めで2週間以上かかるみたいです。まあ、急がないのでヨシとします。

ノートPCとは全然関係なのですが、本当はBOSEのsoundwear(https://www.bose.com/en_us/products/speakers/portable_speakers/soundwear-companion.html)が欲しいと思ったのが、今回のACアダプタ購入につながっています。
このsoundwearはなぜかまだ日本では発売されていないようです。Amazon.co.jpで買えなくもないのですが、転売ヤーでしょうか、ボッタクリ価格でとても買う気にはなれませんでした。そこで、USから個人輸入しようとしたのですが、Amazon.comやeBayなどでは日本に発送しないと言われてしまいます。何か法的な規制でもあるのでしょうかね。

結局soundwearは買えないものの、こちらはそれなりの値段がするものなので、手始めにこのACアダプタをアメリカから取り寄せてみようと思ったのです。ELECOMやBUFFALOの互換ACアダプタなら日本のAmazonでも買えるのですが、お手頃価格だったのとAmazonBasicsシリーズでも日本では売っていないものなので、個人輸入デビューとしては面白い選択かなと思いました。

2017年11月14日火曜日

パサートヴァリアント(B8)DSGの異音が直った?

パサートのDSGからの異音(ゼロ発進時にクククッと苦しそうな音が。2速から3速への変速時にキュルキュルキュルと滑るような音?)がしていました。「常に」ではないのですが、少し気になっていたのでディーラーにもそのことを伝え、保証が切れる前に一度はちゃんと診てもらう(できれば、対策品に交換)つもりでいました。が、、、、

先日、別件でプログラムの書き換えをしてもらってから、異音が出なくなっているような気がします。少なくともゼロ発進時は、音の大きさの差はあれど、頻繁に聞こえていた音が今はまったく聞こえてこない。プログラム変更の目的はACCに関するものだったのですが、ついでにDSGの制御パターンも変わったのかも。
そういえば、以前よりほんの少しだけ変速タイミングが遅くなった(低速ギヤで引っ張るようになった)ような気もします。

これで直ってしまったのであれば、保証切れ前にDSGを交換してもらう理由がなくなってしまいます。残念。(いや、異音が直ったのだから喜ぶべき!)

2017年10月18日水曜日

第8世代Inspiron14購入

Core-iが第8世代になったので、ノートPCを新調しました。DELLのInspiron 14です。しかし、誤爆だったかもしれません。

とは言っても、Inspiron自体が駄目な訳じゃないです。
今度のCPUはCore-i5ながら4コア8スレッド対応なので、購入したInspironもCore-i7ではなく、Core-i5 8250Uにしてみましたが、これまでのCore-i7 4710MQを積んだdynabook R73よりも少し速いくらいです(マルチコア対応アプリを動かしたとき)。それでいて15W、薄く、ファンも静かでよく出来ていると思います。

残念だったのは、cudaの開発環境が欲しくてノートなのに敢えてGPU付きを買ったのですが、なんとcuda toolkitはGeForce MX150に対応していないらしいじゃないですか!何てことですか。言われてみれば、MX150のベースとなっていると言われているGT1030もcuda-Enabledなデバイスリストに入っていませんね。バージョンアップで対応してくれたら良いのですが(なるべく早く!)

2017年10月16日月曜日

dism /Apply-imageでエラー5(アクセスが拒否されました)

第8世代のCore-i5ノート(DELL Inspiron 14)を買って、現在、環境整備中です。これまでのPCからファイルなどを移行するのに、いったん旧環境をdismでwimファイル化したうえで、新環境上でそのwimを展開、または、マウントしてファイルを整備しようとしていたところ、wimの展開・マウント処理でエラー5が出て先に進めませんでした。

調べてみると、WSL(Windows Subsystem for Linux)が入っている環境をdismで/Capture-imageすると、そのwimファイルは/Apply-imageや/Mount-wimできないことがあるそうです。

KB3179598

どうやら、旧環境でWSLをインストールしていて、これを/Capture-imageするとダメになることがあるらしいです。このwimファイルに対して何をしようとしても、ログファイルdism.logに次のファイルでのエラーログが記録されていました。

(マウント先ディレクトリ)\Users\ユーザー名\AppData\Local\lxss\rootfs\usr\share\perl\5.18.2\Pod\Checker.pm

名前から察するに、確かにWSLのルートfs上のファイルで何かエラーが起きているようです。

既に/Capture-imageし終わってwimファイルを作っているので、これをなんとか展開(か、マウント)できるようにしたい。しかし、dismのコマンドには特定のディレクトリやファイルのみを展開する機能はないし、問題となっているファイル・ディレクトリのみを削除する方法も用意されていないようです。
少しネットで調べると、7Zip(正確には7zFM=7-zip file manager)を使うと指定したファイル・ディレクトリを削除できるような書き込みを見つけましたが、実際にやってみると「読み込み専用です」というようなメッセージが出て削除できませんでした。どうも、wimファイルの内容を閲覧できても、7zFMでは内容の操作はできないようです。

諦めて、旧環境のキャプチャからやり直すつもりでいました。lxrun /uninstall /fullを実行するとWSLとルートFSがすべてアンインストールされるようなので、その後再度/Capture-imageからやり直そうと思っていたところ、wimlibというツールでwimファイルの内容を操作できるらしい情報を入手しました。
早速、https://wimlib.net/からダウンロードしてインストール、そして次のコマンドを実行して問題のディレクトリを削除してみました。

wimupdate.cmd イメージファイル名.wim --command="delete Users\(ユーザー名)\AppData\Local\lxss --recursive"

100GB以上もあるwimファイルなのに、数十秒で終わりました。本当に消えているのかどうかを7zFMで調べてみると、確かに問題のlxssディレクトリがありません。素晴らしい!

その後は、/Mount-imageも/Apply-imageもできるようになりました。これで、環境の移行作業が進められます。

2017年9月5日火曜日

国家主導のフィッシングサイト?

怪しいメールが来ました。


怪しいメールは今に始まったことではないのですが、
リンク先が見た目はwww.apple.com/jp/itunes/ですが、
本当のリンク先がgov.cnだったのでちょっとビックリしました。
これって国家主導のフィッシングですかね。

それにしても、まともな企業なら文末に「よろしく、」とは書かない。"Best Regards"みたいな締めくくりをムリに訳すと日本語ではむしろ変。
それに「カスタマーセンター 林檎」って、明らかにおかしいでしょう。
もしかして、笑いを取るだけの面白メールなのかな?なんて。

2017年9月3日日曜日

Windows10で、Windows7付属の電卓を使う。

Windows10に付属している電卓は使いにくいと思います。特に、デスクトップPCとして使っている人にとっては、何よりあの巨大な表示は何とかならないものでしょうか。タブレットPCでの使用なら良いのでしょうけど。

という訳で、Windows7時代までの電卓アプリはまあまあ良かったな、あの頃に戻れないかなと思っていたら、同じようなことを考えている人はいるのですね。

http://winaero.com/download.php?view.1795

Windows8.1に入っているMicrosoft製の電卓アプリを抜き出して個別にインストールできるようにしたものらしいのですが、ライセンス的には大丈夫なのでしょうか・・・?取り敢えず、私個人はWindows8の正規ライセンスを有している(というか、このPC自体Windows8から10へのアップグレードです)ので、「使う権利はある」と解釈してインストールしてみました。事前にメタウィルス検索サイトにかけてみたところでは、ウィルスやマルウェアの類ではないようです。ただ、取り出したファイルにMicrosoftの署名が付いていないのが気にはなりますが・・・。

何でもかんでも、ストアアプリ化しようとする風潮には個人的に反対です。できるだけ、キーボードショートカットを使いたい方なので。Windowsのシステム設定なんかも、Creators Updateで少しストアアプリ化が進行してきたので、目的の設定項目を探すのに手間が増えているような気がします。また、ALT+←キーやBSキーで直前の設定ページに戻れないのもちょっと気に入らないですね。

2017年8月29日火曜日

惜しい!Smart Unlock

スマホは未だにKitKat世代なので、"Smart Lock"ではなく"Smart Unlock"を入れて使ってみたけど、個人的にはちょっとイマイチなのでアンインストールしました。

自宅や職場などでは自動的にロック画面を回避してくれるのは良いのだけれど、WiFiの電源をスリープ時も常にOnしておかないといけないのはちょっとイケてないと思います。
WiFiをスリープ時OFFにしていても、「電源ボタン」→「WiFiスリープ解除」→「WiFiエリア確認」→「ロック画面自動解除」とできなかったかなぁ。
WiFi常時ONは、個人的には電池が減りすぎると思う。

また、アンインストールするのにもちょっとひと手間かかるのですね。
「設定」→「セキュリティ」→「機器管理機能」から、Smart Unlockのチェックを外さないと、アプリのアンインストールボタンがグレーアウトして押せませんでした。
そういうこともあるんですね、と勉強になりました。

2017年8月22日火曜日

Windows Defender、ちょっとおかしい?

何かやらかしているのでしょうか?>MS。

今日、会社のWEBサーバで公開しているツールをダウンロードすると、ウィルスと判定されました。改竄の形跡は見当たらなかったです。ローカルディスク上のイメージと一致してますし、リポジトリのものとも相違ありませんでした。
それに、ウィルスのメタ検索サイトを使ってみましたが、どのエンジンでもウィルスと判定はされませんでした。Windows10付属のDefenderだけがウィルスだ、ウィルスだと騒いでいるように見えます。

と思った矢先、別のフリーソフトをVectorからダウンロードすると、これもウィルスと反応しました。
こちらは私が作ったものではなく本当にウィルスの可能性も有りうるので、慎重にダウンロードしてから、再度メタ検索サイトでウィルス判定をしてみました。結果は、シロでした。やはり、Windows Defenderだけがウィルスと言ってます。

どうしちゃったんでしょうか?
とりあえず、MSには報告してみました。明日のパターンファイルで直っていると嬉しいんですが。

2017年8月19日土曜日

Windowsのバックアップ機能に関する備忘録

Windowsには、ファイル履歴、Windowsバックアップ、システムイメージの作成の3種類のバックアップ方法がある。
それらの違いについてちょっと調べてみたけれどすぐに忘れてしまいそうなので(というか、きっと忘れる)、メモを残しておく。間違っているかもしれないけれど。

  • ファイル履歴
    基本的には単純なファイルコピー。指定ドライブのFileHistoryディレクトリにコピーされる。ファイル名の末尾にタイムスタンプが付加されるので古いファイルも残せて、このFileHistoryディレクトリをどこかにコピーしておけば最悪の場合でもユーザーファイルを取り出すことは容易(単なるコピーなので)
  • Windowsバックアップ
    ユーザーファイル(ライブラリおよび個人フォルダー)と、システムイメージの両方をバックアップでき、履歴も残せる。
    ユーザーファイルは、指定ドライブのルートディレクトリにそのPCに付けた「名前」のディレクトリを作成し、その中にzip形式として保存される。ディレクトリ単位で適当なサイズに分割されるようだ。差分ファイルは、日時を元にした新しいディレクトリに、変更されたファイルのあるディレクトリ毎、やはりzipファイルに保存される。zipファイルから直接バックアップファイルを取り出すこともできそうだ。
    一方、システムイメージの方は、「システムイメージの作成」と同様に、指定ドライブのWindowsImageBackupというディレクトリ内にVHD形式でパーティション単位で保存されているようだ。ユーザーファイルとは別ディレクトリになっているのがややこしいところ。
  • システムイメージの作成
    上で書いたように、指定ドライブのWindowsImageBackupというシステムディレクトリの中に、パーティション単位でVHD形式で保存される。


これらの機能は正常に動作している限りは非常に頼もしい機能なのだけれど、経験上、よく分からないエラーが出てバックアップが出来なかったり、復元ができないことがある。そして、ネットで検索しても、これといった解決策が見つからないか、やってみても全く解決しないことが多いように思う。
そこで、トラブって復元できないとき、上記のまとめを利用して少しでも多くのファイル・環境を復元する方法を考えてみる。

まず、「ファイル履歴」については、単純なファイルコピーなので個々のファイルを取り出すのは難しくない。ただし、ファイル名の末尾についた日付・時間を取り除くのは厄介だ。一つ二つのファイルなら良いのだが・・・。

「Windowsバックアップ」でファイルだけ取り出したいのであれば、zipファイルを順次展開すれば良いと思う。何処に入っているのかを探すのは大変かもしれないが、zipファイル内にはフルパスで記録されてるので、とりあえずzipファイルをまとめて適当な作業ディレクトリに解凍してから必要なファイルを探すのが良さそう。コマンドプロンプト上で、7z.exeにワイルドカードを渡せばまとめて展開してくれるようだ。

「Windowsバックアップ」のシステムイメージと、「システムイメージの作成」で作成したシステムイメージはVHD形式なので、とりあえずマウントすれば中のファイルを取り出すのは容易。
一方、ファイルだけでなく起動環境として復元したいがWindowsの復元機能ではエラーが出てどうしようもない場合はどうすればよいのか?基本的にはVHDの中身をまるごと所定のパーティションにクローンできればよい。あとは、起動パーティションやBCDを調整or再生成すれば起動環境としてほぼ復元できるはずだけれど、これがなかなかややこしい(というか、Windowsの起動の仕組みをよく理解しないと難しい)。まず、VHDの中身をそのまま物理ディスク(上のパーティション)に直接クローンする方法が見つからなかった。EASEUSとか使えばできるのかな?
VHDを物理ディスクにクローンする別の方法としては、マウントしてからVHD仮想ディスクに対してdismの/Capture-Imageを使っていったんwim形式にキャプチャする。そのwimを今度はdismの/Apply-Imageを使って物理ディスクに展開する方法がある。実際、DELLのPCがおかしくなったときはこの方法で復旧させたことがある。しかし、この方法はいかんせん時間がかかる。dismが遅すぎるのです。wim形式ファイルとdismは、WindowsのインストールやPCメーカーの出荷時イメージの復元に使われている(と思われる)ことが多いという点で動作が安定していて、まさに「神ツール」だと思うのですが・・・・。

2017年8月5日土曜日

DVI(-D)→HDMI変換はできないと思ってた・・・

勝手な思い込みなんですが、
Amazonで買ったHDMI-DVI変換ケーブルは、HDMIからDVIへの片変換のみできるものだと思ってました。

先日新しいLCDディスプレイ(ASUSのVZ249H)を買ったら、入力端子がHDMI+D-Subしかなくてちょっと焦りました。ちゃんとWEBを見てなかった私が悪いのですが、入力2系統と言えば、HDMI+DVIだと思いこんでいたものですから。

これまではHDMI→DVIで繋いでいたので、DVI入力がない新しいディスプレイにはHDMI→HDMI接続しかない、HDMI-HDMIケーブルを買わなきゃなぁと思ったのですが、
「待てよ、もしかしてDVI→HDMIと繋いでみて映ったらラッキー?」と気づいて、ビデオカードのDVI(-D)出力の方からHDMIに変換して繋いでみると、ちゃんと映るではありませんか!

これまで、何となくこんな風に思い込んでました。

「HDMIは、DVIの後発の規格だから、DVIとの上位コンパチに作られているのだろう。HDMI-DVI変換ケーブルを挿すと、HDMI出力からはDVIと同じ信号が出るように切り替わって、それでDVIディスプレイに映るのだろう」

今更ながらWEBでちゃんと調べてみますと、HDMIもDVIも同じ名前の信号線が出てるではありませんか。そうか、単にコネクタ形状と信号配列を振り替えるだけでどちら方向にでも変換できるんだと納得しました。
ちなみに、音も出ました。HDMIが音声にも対応していることは知っていましたが、ビデオカード経由のDVI出力でも音声は伝送されてるんだ・・・。

2017年6月16日金曜日

インズウェブ・・・ちょっと怖くなった


自動車保険が一括で見積りできるインズウェブ(https://www.insweb.co.jp/)がちょっとしつこすぎて怖くなった、という話。

500円分の図書カードがもらえるということで、以前一括見積り何度か頼んだことがあるのですが、今回も満期日の2ヶ月くらい前から再見積もりの催促メールが来ていました。しかし、そのメールがしつこいというかやり方が何か嫌になりました。

図書カードがもらえる期限は○月△日までと期日を決めて急かせるのは常套手段だとしても、期日を過ぎたらまたメール。今度は、今日から○日後が期限日に。
それも無視したら、またメールが来て、次の期日を提示してくる。こんなメールがいったい何回続いただろうか。10回くらいは続いたと思う。

期日をつけて急かせては、それを過ぎてもまた次の期日で急かしてくる、そこまでして欲しい情報って何なんだろう?と考え始めると、本当に怖くなってきました。
個人の基本的な情報(名前、住所)と乗っている車(車種・年式・走行距離)くらいしか渡してないと安易に考えていましたが、
そこまでして繰り返し繰り返し要求してくるってことは何か我々の知らない有用な使いみちがある情報なのだろう。

という訳で、今年クルマを乗り換えたということもあり、もうインズウェブでの一括見積りはやらないことにしました。もう新しい情報は渡したくない・・・。

2017年5月25日木曜日

Windowsのゴミ箱に本当の「ゴミ」が見つかった

Windowsのゴミ箱に、「ごみ箱」フォルダにも表示されず、ディスククリーンアップでも削除されず、chkdskでもエラーと検出されないファイル・フォルダが存在しうることが分かりました。
今回見つけたケースでは、ごみ箱から完全削除しようとしたはずの約100GByteのフォルダ・ファイルがごみ箱フォルダ($RECYCLE.BINフォルダ)の下で埋もれてしまい、通常の方法では表示することも削除することも出来ず、無駄にディスク容量を消費していたという事例です。

実際にこのようなことが起きうるのは、

  • ごみ箱に入れたファイルを完全削除する途中で、エクスプローラがクラッシュしたとき
というレアケースではあるのですが、さすがに100GByteもの容量を無駄にはできないので、その領域を回復する方法を調べてみました。

ポイントは、ごみ箱($RECYCLE.BIN)フォルダ内でのごみファイルの管理方法です。
'$I'で始まるファイルは、ごみ箱にいれたファイル・フォルダのインデックスファイル(元のファイル名・場所、および、ファイル時刻などを記録している)のようです。そして、'$R'で始まるファイルは、ごみ箱に入れたファイル・フォルダの本体のようです。
エクスプローラから見ている仮想的な「ごみ箱」フォルダでは、この$Iインデックスファイルの一覧を表示しているようですが、上のように「完全削除」の途中でエクスプローラがクラッシュした場合、'$I'インデックスファイルだけが削除されて、本体の'$R'ファイル・フォルダは削除されずに残っていることがあります。このとき、'$R'ファイルは「ごみ箱」内のファイルとしては見えませんので、削除されないままずっとディスク上に居座ってしまっていました。
そして、このファイルはディスククリーンアップでも見つけてくれない(クリーンアップ自体も$Iファイルしか見ていない?)し、chkdskでもエラーとはならない($Rファイル・フォルダは、ファイルシステム上では完全な状態なのでエラーにならないのは当たり前ですが)のが、困ったところです。

ここまで分かれば、修正は簡単です。
インデックスファイルと本体は一対になっているはずですから、$R+識別子.拡張子と同じ識別子・拡張子を持つ$I+識別子.拡張子というファイルが存在しなければ、そのファイルはごみ箱の中で捨てることができない本当の「ゴミ」になっています。実際、今回見つけたケースでは完全削除しようとしていた約100GByteのフォルダが$R+識別子の名前で見つかりましたので、そのフォルダを削除したところ、解放されるはずだったディスク容量が本当に解放されて空き容量が増えました。
もちろん、この操作はエクスプローラからはできませんので、コマンドプロンプトで実行しました。

2017年5月12日金曜日

マウスの操作間違いでメールを誤送信してしまった・・・

というのを、英語では何と表現するのだろう?と思っていました。
マウスでメーラーの何かボタンやメニューを押そうとしたとき、ちょっと手が滑って隣のボタンを押してしまった・・・、そういうことは誰にでも経験があるはずですね。
日本人が考えると、

mistake of mouse operation

んっ? あまりにも直接的な英訳だなぁ。

と思ったら、仕事でやり取りしているアメリカ人がそれをやらかしてしまったようで、そのお詫びメールの中に次のような表現がありました。
slip of the mouse
なるほど、そういう言い方があるんですね。ネイティブが使うのだから、自然な響きなんだと思います。勉強になりました。
続けて、このようにありました。

did not intend to send yet,  まだ送るつもりじゃなかったんだ。
please ignore previous email  さっきのメールは無視してくれ。

こんな風に付け足すと良いのですね。