2015年12月7日月曜日

インデックス検索、止めました。

巷で言われているように、Windowsでのインデックス検索機能は確かにインデックス作成に時間と負荷がかかるものの、それは一過性ものであって、機能自体はそれなりに使えるので使ってきたのですが、Windows10になってから操作性も安定性も悪くなったと思うので使うのは止めることにしました。

  • 検索できないものがある。スタートメニューに追加したショートカットなどが何故か検索されない(検索対象になっていない?)
  • 検索結果が出るまで遅い。インデックスを作成しているのならもっと早く出てほしい。いや、Windows8まではもっと早く出ていた。
  • インデックス作成は完了しているのに、なぜか「検索結果は正確ではない可能性があります」という表示が出る。そんな言い訳がなぜ必要なのか?
  • PC内検索と、Web検索と統合されて、同時に検索されているようだが、そんなことは必要としていない。PC内にあるはずだと思って検索する、あるいは、Web上の情報を検索する、そう区別して使いたい。
  • スタートメニューに統合したのは良くなかったのでは?
    検索結果が出るまでに時間がかかりそうだから他のことをしようとすると、スタートメニューが閉じて検索が打ち切られてしまう。
  • 短い検索ワードで検索すると、大量のファイルがヒットするが、そこから目的のファイルを探すのが難しいときがある。また、検索結果から更に絞り込むことができない(知らないだけ?)。
  • インデックス検索サービスがエラーで落ちることが多くなった。エラーで落ちるとインデックス検索のやり直しになってしまい、またしばらく検索できない期間が出る。
    サービスのエラーはWindows8のころでもときどき発生していたようだけど、Windows10になってからは頻繁に起きるようになった。
  • 検索対象ドライブのファイル数はそんなに増えていないはずなのだけれど、なぜかインデックスデータベースファイルのサイズが大きくなったような・・・(以前3~4GByte。最近は8GByte超)
特に、インデックス検索サービスのエラーが使うのを止めることにした最大の理由。たびたび発生していては使いものにならないですから。

確かに、ファイルの中身までインデックス化して検索してくれる機能は便利と言えば便利なのだけれど、↑に書いたように短いキーワードで検索したときに必要以上に大量のファイルがヒットすると、目的のファイルが探しにくい/見つけられないときがあります。
実際のところ、ファイルの中身ではなく、ファイル名で検索したいことの方が多いので、私にとってこれは過剰な機能であることにようやく気が付きました。

というわけで、インデックス検索に代わる検索が必要になりました。ファイル名だけで検索ができるという意味では、Everythingかなぁと思っていたら、UltraSearchというフリーソフトもあることを知りました。こちらはEverythingと違い常駐しないし、その都度MFTをスキャンする方式という点が気に入りました。検索速度は気になりましたけど、SSDにいれたシステムドライブ+データ(約250GB)を検索するだけなら数秒程度なので全然問題ありませんでした。しばらくは、これを使ってみることにしました。

2015年12月5日土曜日

BeagleBone BlackをCCSでJTAGデバッグ!

BeagleBone BlackをCCS上でJTAGデバッグできるようにしてみたけれど、またすぐに忘れると思うので備忘録として残すことにしました。


  • JTAG信号は、BBBの裏側P2コネクタにある。JTAGヘッダは、Samtec FTR-110-03-G-D-LC-06が使え、Digikeyで買える
  • JTAGエミュレータは、XDS100v2を使用。
  • JTAG信号の接続は、こちら(http://elinux.org/BeagleBoardJTAG)この絵(http://elinux.org/File:Ti_arm_jtag.jpg)が分かりやすいと思う。絵の"20-pin TI header"がBBB側のピン配置で、真ん中の"14-pin TI header"(いわゆる、"Compact TI header")がXDS100v2側のピン配置。この1~14番ピンをそのままストレートに繋げば良い。BBB側の15~20ピンは繋がなくても問題なかった。
つぎに、CCS側の設定。 
  • まずデバッガコンフィグレーションファイル(.ccxml)を作る。
    名前は適当にbbb.ccxmlとかで作成して、下記のように設定する。下記以外の設定についてはよくわからなかった。デフォルトのままでいいのではないかと思われる。
    なお、gelファイルについては、StarterWareにあるものをそのまま使用できた。



  • 次にDebug Configurrationの設定を行う。ここが一番苦労したところ。

    購入したBBBのRev.Cは、電源を投入するとすぐにu-boot~Linuxが起動してしまう。古いリビジョンのものは、SDカードを抜いてBBBのS2ボタンを押しながら起動すると、内蔵eMMCからのu-bootプロセスをキャンセルできたようだけど、Rev.Cは有無を言わせず起動してしまう。そのせいか、u-boot起動orLinuxカーネル起動後にCCSでデバッガ接続をしようとしても、次のようなエラーが表示されて接続できなかった。

    CortxA8: GEL: Error while executing OnTargetConnect(): Target failed to read 0x44E10040 at (*((unsigned int *) (0x44E10000+0x40))>>22) [beagleboneblack.gel:366] at GetInputClockFrequency() [beagleboneblack.gel:437] at ARM_OPP100_Config() [beagleboneblack.gel:357] at AM335x_BeagleBlack_Initialization() [beagleboneblack.gel:343] at OnTargetConnect() .
    CortxA8: Trouble Writing Memory Block at 0x44e35048 on Page 0 of Length 0x4: (Error -1065 @ 0x3D5A) Unable to access device memory. Verify that the memory address is in valid memory. If error persists, confirm configuration, power-cycle board, and/or try more reliable JTAG settings (e.g. lower TCLK). (Emulation package 5.1.641.0) 

    原因はよくわからないが、u-bootまたはLinuxがMMUを設定してしまい、JTAGデバッガと言えどレジスタ関係へのアクセスが禁止されてしまっているのが原因ではないかと。

    これを回避する方法が下記の設定。要点は、デバッガ接続時ターゲットをリセットさせるのだけれど、Cortex-A8だけでなく、CS_DAP_DebugSSとIcdPick_D_0もリセットするところ。




これで、CCS上でF11を押すことで、いつでもデバッガを起動できるようになった。

2015年11月22日日曜日

スマートルームミラーの評価

先日、車の修理で代車を借りた時、ルームミラーがスマートルームミラーでしたので、その時の感想や評価などを。ただし、スマートルームミラーというものが存在することを知らずに乗ったことを前提にした一方的な(?)感想であることを申し添えておきます。

最初に気づいた時は、「そこまでしなくても良いのでは?(普通のミラーで良いのでは?」と思いましたが、ギミックとしては面白いかも知れないな、と感じていました。が、実際に運転してみると・・・

  1. 動きがややカクついている

  2. 遠くの細かいものが潰れてしまっている(画素の粗さに制約されている)

  3. 立体視できないので、距離感が掴みづらい(物理的なミラーなら、両目で同時に見えている範囲はミラーまでの往復距離を含んでいるにしろ、立体視で距離を把握できている)

  4. 朝や夕方な日差しが低い時にまれに日が差し込んで、周りの光の映り込みが酷い時がある(ケータイやスマホの画面が直射日光下で見えない現象)

  5. 雨の日は映像がギラついてモザイクのようになる。リアウィンドウに水滴がついて、それが反射するせいもあるが、ワイパーで拭いても、ちょっとした曇りだけでもギラギラして、見えている光が1台の車なのか2台の車なのか分からないことがあるし、距離もぜんぜん把握できなくなる
というふうに感じました。なので、「なんでこんなものが必要なのかな?"面白い"という以外にメリットを見いだせない」と思いました。

その後、日産のHPで調べてみると、普通のミラーに切り替えができることを知りました。ミラー周りのスイッチをいじってみたんですが、気づきませんでした。これを知っていれば、もう少し肯定的に捉えられたかもしれません。

また、HPによると「大きな荷物を載せた時、大人数を載せた時に、視界を遮られずに後方を確認できる」という利点が挙げられていましたが、実際のところ20数年クルマを運転してきて、そういう状況になったことは数えるほども無かったです。
なので、個人的にはデメリットが多い中で、滅多にメリットを享受できなさそうなものに6万円も払う価値はないなぁ、というのが正直な意見です。

2015年9月10日木曜日

32 x 32ピクセルのアイコンを16 x 16ピクセルに縮小

以前から、32ピクセルx32ピクセルのアイコンファイル(png形式)を、16ピクセルx16ピクセルに縮小したかったのですが、普通にgimpとかで開いて”画像の縮小”しても細部がなんか潰れてしまって、「使えないな」と思っていました。

しかし、開いた画像を「インデックスカラー」から「RGB」に変換してから縮小すればよかったことに、今ごろ気が付きました。PNGを開くと、インデックスカラーになるんですね。

2015年9月9日水曜日

ノートPCのタッチパッドが誤動作したら・・・

すべてのノートPCで当てはまるかどうかは不明ですが、今使っているdynabook R73のタッチパッドが誤動作するようになったのでその解決方法の一つとして残しておきます。

今回起きた誤動作とは。

  • タッチパッド表面をタップして「クリック」動作をしようとしても、効きにくくなった。あるいは、タップした瞬間にカーソルが少しずれる。
  • タッチパッドをなぞってカーソルを動かしていると、タッチ状態が外れてカーソルが止まり、目的の場所まで移動できない。
だいたいこんな感じだったと思います。
これまでは問題なく使えていたのですが、今日になって急にこんな問題を見せ始めました。最初は手が湿っているから感度が変わったか、あるいは、故障の兆候かと焦りました。

たいていのノートPCでは、タッチパッドの感度調整ができると思うのですが、今回も「感度が悪くなった」と思って感度を高めしてみましたが、問題は改善されませんでした。

しかし、一つ気づいたのは、指をタッチパッドに近づけるだけでカーソルが少し動き出しています。そうです、感度が悪くなったのではなく、感度が高すぎてタップする直前にカーソル移動と判定されたり、指をなぞって動かしている途中で指の周りの触れていない部分にも反応していたのが原因のようでした。

よって、採った対策は、タッチパッドの感度を元の状態よりも下げる、ということでした。
これで、誤動作しないようになりました。

しかし、なぜこの誤動作が起きたのだろう。使っていくうちに感度が変わってくるのかも。


2015年9月8日火曜日

Cygwinでlibintl*が無くなった(?)件

Cygwinでlibintl1~3あたりは、もう配布・インストールできなくなってしまったんでしょうかね?


ある古いプログラム(SH用GCC)が、まだlibintl-2.dllを要求しているんですけど。

無くなった理由が分からないのですが、どなたかご存知であれば教えて下さい。
今のところは、バックアップにしていたcygwinディレクトリからlibintl-2.dllを探して、現在のcygwin/binにコピーしました。とりあえず、これで動いているからヨシとします。

というか、libintll-*.dllって何をやっているのかな?


2015年9月4日金曜日

PassMarkのベンチマーク結果がおかしい件

職場で与えられているPCはそんなにポンポンと買い替えてもらえないので、ちょっと新しいCPUが欲しくなったら自分でノートPCを買って持ち込んでいます(BYODというヤツですね)。
そんな感じで、職場のデスクトップ=Core-i5、自前のノート=Core-i7クアッドコアという本末転倒な状態で仕事をしているわけですが、このdynabook R73も(ほぼ)最新スペックだ!と思って使っていましたが、1年以上も経つとどんどん新しいCPUが出てきて、なんだか置いてけぼり感が湧いてきました。(体感的には、IvyBridgeなCore-i5デスクトップの方がややキビキビしているんですがね。)

今は、ノート用Core-i7も6000番代になっているのですね。
というわけで、どれくらい進化しているものなのか、PassMarkのベンチマークサイトで調べてみました。


えっ!?

そんなわけないですよね?ベンチマーク情報のサンプル数が少なくて、低い方に偏っているのかも。

2015年8月29日土曜日

auからMVNOへMNP転出

auのガラケーをやめて、MVNOでスマホデビューしました。

電話番号は引き継ぎたかったのでMNP転出したのですが、どうも腑に落ちないことがありました。
EZWEBから転出手続きができたのは良かった(オペレータの引き止め工作に付き合わなくて済む)のですが、次のような確認画面が出てきました。
これは別にいいんです。問題は次の画面です。

  • 「誰でも割の更新月以外では解除料9500円かかる」

というのが正しいはずなのですが、この画像の文章では「誰でも割に加入している人は例外なく解除料=9500円がかかる」ということになってしまいます。ここに、「更新月以外は・・・」くらいの一言は入れられると思うのですが・・・。
これって、利用者に必要な情報をちゃんと提示していないという点において、不正競争防止法に抵触しないですかね。

2015年8月26日水曜日

Windows10の仮想デスクトップ機能

遂に待望の機能が追加されました!

いろんなアプリを同時に起動したり、割り込みの仕事が入った時に操作が混同しないためにも、仮想デスクトップ環境が必要でした。これまでは、VirtualDemensionのようなフリーソフトを使って来ましたが、やはり"後付け"の機能なのでうまく動かなかったり、ウィンドウがどこかに行ってしまったり(デスクトップ切り替えで裏デスクトップにあるウィンドウが消えたままになったり)することがありました。
その点では、Windows自体が(やっと)仮想デスクトップ機能を持ってくれたことで、その辺の不安定さはなく動いていることは嬉しいです。

しかし、この仮想デスクトップ機能はある意味、中途半端だなぁと思います。まず、
  • 新しいデスクトップを用意するには、Windows+CTRL+Dキーという隠しコマンド的操作をしなければならない。
という点。こんなの知らなければ分かりませんね。どうして、デスクトップやタスクバーからのマウスorタッチ操作で、この機能が見つけられるようにしなかったのでしょう。

それから、
  • Windows+CTRL+矢印キーで仮想デスクトップ切り替えというのも知らなければ分からない。
これも、どうしてマウスorタッチで切り替えができない仕様なのか理解に苦しみます。
まあ、私はショートカット/ホットキー操作を積極的に使う方なので、一度覚えてしまえば何てことはないのですが、「隠し機能」的な操作になっている点が解せないです。せっかくの良い機能なのに・・・。

更に言わせてもらえれば、いくつか作った仮想デスクトップをキー操作一発で切り替えできるようなホットキーの定義ができたらと思うのはわがままでしょうか。

2015年8月20日木曜日

Windows 10でできなくなったこと。その1

ニッチな使い方かも知れませんが、「Windowsキー」+"アプリケーション名のタイプ入力"でアプリケーションが見つからないようになってしまいました。

いや、普通にインストールするアプリケーションは問題なく見つけられるんです。
問題は、フリーソフトなどインストールを必要としないアプリケーションをスタート画面に「ピン留め」しても、上の操作では検索してくれなくなったということです。

例えば、適当なフォルダに展開したフリーソフト(など)を素早く起動できるようにしたいとき、でも「タスクバーにピン留め」するほどではないと思う場合は、Windows 8までは次のようにやっていました。
  1. 最初は目的のフォルダをエクスプローラで開いて移動する。そして、目的のアプリで右クリックして「スタート画面にピン留め」する。
  2. 次からは、「Windowsキー」+"そのアプリ名のタイプ入力"で、ピン留めしたアプリが検索されるので、ENTERキーで起動。
Windows 10では、この操作ができなくなってしまっています。

1でスタート画面にピン留めした段階で、確かにスタート画面の中にはそのアプリが存在するのですが、それをマウスを使ってスクロールして目で追って探すなどということは、できればやりたくないです。キーボード操作が多い私の使い方では、目で探すよりキーを押すほうがよっぽど速いです。

Windows 8の頃は、この操作での検索はWindows Searchの検索結果を使用しているようでしたので、「インデックスのオプション」で検索の対象フォルダにスタート画面用のショートカットが保存されているフォルダ(=%USERPROFILE%¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Start Menu)を指定してみましたが、新しくピン留めしたショートカットはやはり検索してくれないです。

スタート画面での検索は、どのデータベースを使っているのでしょうか・・・

2015年8月12日水曜日

Windows10のハマりポイント(POPFile)

Windows8.1からWindows10にアップグレードしたPCで、POPFileが動いていないことに気がつきました。調べてみると、POPFile関連の環境変数(POPFILE_ROOTなど)が8.3名(DOS名、短縮形式)ではなく、ロングファイル名に変換された結果、パス名にスペース文字が含まれていることが問題となっているようです。

そこで、システムの詳細設定から環境変数を変更してみます。
事前にコマンドプロンプトでdir /xを実行するなどして、"Program Files (x86)"フォルダの8.3名を調べておきます。私のPCでは、"PROGRA~2"となっていましたので、環境変数のPOPFILE_ROOTを"c:¥PROGRA~2¥POPFile"のように変更します。その後、POPFile.exeを直接実行してみると、ちゃんと起動できていました。タスクマネージャにも、ちゃんとプロセスが起動していますし、POPFileコントロールセンターも表示できていました。

しかし、です。Windowsを再起動すると、やはりPOPFileは起動しません。もう一度、環境変数を確認してみると、先ほど8.3名に変更したはずなのに、元のロングファイル名に戻っています。何か操作ミスをやらかしたのかと思い、再度環境変数を書き換えてテストするとちゃんとPOPFileが起動するものの、やはり再起動とか、環境変数の設定ダイアログを開いたりすると、何かの拍子に元に戻されてしまいます。

仕方が無いので、POPFile自体を空白文字を含まないパスにインストールし直すことにしました。
一旦、POPFileをアンインストールし、再度インストールします。新しくインストールするときは、デフォルトのインストール先ではなく、スペースを含まないパスを指定してインストールします。ちなみに、私は、"c:¥ProgramFiles(x86)¥POPFile"(←空白を消している)にインストールしました。
これまでの学習データや設定はそのまま残るようなので、再インストールすると自動的に読み込まれて、以前と同じ状態で使えるようになりました。

2015年7月31日金曜日

Dynabook R73にWindows 10を入れてみた

普通にインストールできました。
特に互換性云々というような問題は出ませんでした。TOSHIBA独自のドライバ関係も、Windows8のときのままで使用できているようです。少なくとも、デバイスマネージャに「!」は出ませんでした。

OSは、実際には別途入手していたWindows8 Proをクリーンインストールして、そこからWindows 10Proへのアップグレードを行いました。Windows 10のISOイメージは手動で入手できるので、Windows10無印とProの2つをダウンロードしてから、USBメモリにコピーして、Windows8の動作状態からsetup.exeを実行してインストールしました。

Windows10を使ってみて・・・・

Windows8とくらべて、特に何がどうということはありませんでした。今のところ、Windows 10に乗り換えなければ!という理由が見当たりません。とりあえず、よく使うアプリ(Visual Studio2008とか)は普通に動いていましたので、いつでも気が向いた時に移行すればいいかな~という感じです。

新しいブラウザEdgeですが、速度はそこそこながら、あまりいい印象を持ちませんでした。

  1. ダウンロードリンクをクリックしても反応しないことがある。
  2. 検索ボックスは普段隠れていて、ウィンドウ上部をクリックすると現れるのは不親切ではないか?
上の1の件ですが、どうもクリックした時にダウンロード対象ファイルに危険がないかどうかをどこか(Microsoftのサーバ?)に問い合わせている雰囲気です。その結果を受け取るまでは、ダウンロードリンクをいくら押しても何の反応もなく、イライラします。そして、忘れた頃(5分とか10分後)にダウンロード開始の表示が出る、しかも何回も押してしまっているので、何個もダウンロードしようとする、という現象が見られました。
すぐにダウンロードを開始するもの(できるもの)もあるのですが、イラッとしたのでChromeを入れようとしてChromeのページでダウンロード&インストールのボタンを押しても、こちらも反応しなかったです。待ちきれなかったので、別PCでダウンロードしたChromeSetup.exeをコピーして実行してインストールしました。Chromeでは、何でもすぐにダウンロードできていましたので、ブラウザの問題のようです。

それから、Windows Updateはどこに行ったのでしょうね?コントロールパネルからは消えていました。おそらくは、Updateする/しないという選択ではなく、常にUpdateするというような方針にしたいのでしょうか>Microsoft。実際、Windowsキー+"update"で検索すると新しいWindows Updateの画面が見つかりましたが、「更新を確認する」とかすると、有無を言わせずインストールまでしてしまうようです。これを止める設定はどこかにあったのかな?
面白いことに、リリースからまだ1日しか経っていない7/30日時点で、すでに3つのアップデートがありました。出たばっかなのに・・・。

2015年7月24日金曜日

Windowsのバックアップと復元にはDismを使う

500GBクラスのSSDが2万円を割り込んだら買おうと思って価格.comとかを見ていたら、500GBには少し満たないけれど480GBのものが2万円を割り込んでいたの思わず購入しました。


もうすぐWindows10が出るので、そのテスト用にもひとつ確保したかったので。

実際には、このPCで使っていた256GBのSSDをテスト用にして、今回買った新しいSSDへ換装しました。その際、ディスクのクローンにはEASE US todo backupとかParagonとかは使わないで、最近知ったMicrosoft純正のDismを使って引っ越しました。このDism、なかなかの"神"ツールだと思います。bcdedit、diskpartあたりと組み合わせて使えば、クローンはもちろん、リカバリイメージ/バックアップイメージからの復旧も自由自在です。

DismはWindows8上からも使えますが、それではSSD/HDDの引っ越しはできないので、Windows PE環境を用意します。単純にWindowsのインストールディスクでよさそうですが、DVDからの起動は遅いですから、そのWindowsのインストールディスクをUSBメモリにコピーしてBIOS/UEFIブートに対応したものを使用して、USBメモリからブートできるようにして作業しました。

まずは、元となった256GBのSSDのイメージ化です。Windows PEでブートしたら、dismでWindowsのあるドライブを丸ごと.wimファイルにイメージ化します。

dism /capture-image /imagefile:イメージファイル名.wim /compress:max /capturedir:(目的のWindowsのあるドライブ名):

Windows PEでブートするとCドライブが目的のWindowsシステムとなっているとは限らないので、diskpartなどで予め調べておきます。また、Windows PE環境はRAM DISK上で動作していて、その総容量が32MByteとか非常に小さいので、テンポラリフォルダの容量もかなり小さいです。dismを使うと、「エラー80 ファイルが有ります」というような謎のエラーが出ることがありますが、これは単にテンポラリ容量の不足が原因なので、dismを使う前にset TMP=?:\temp [ENTER] set TEMP=?:\temp [ENTER] のようにして、テンポラリフォルダを十分容量のある別ドライブ上に設定しておきます。

これで現在使っている環境が丸ごとwimファイルに落とせたので、心置きなく作業ができます。

SSDを新しく買ったSanDISKのものと交換します。まだ、パーティションも切っていないまっさらの状態ですが、USBメモリでブートできるWindows PE環境と、先ほど作ったwimイメージファイルがあれば元のWindows環境に戻るので、この段階で換装してしまいます。

Windows PEでブートしたら、SSDのパーティションとフォーマットをします。

diskpartを起動して、以下の操作でSSDに対してパーティションを切りました。

[GPTへの変更]
 convert gpt

[予約パーティションの作成 - 必須ではないが一応作成しておく]
 create part msr size=128

[システムパーティション(EFIパーティション)の作成]
 create part efi size=100
 format quick fs=fat32 label="EFI"
  assign letter=s

[Windows用のパーティションの作成]
  create part pri size=任意
  format quick fs=ntfs label="Windows 8"
  assign letter=c

次に、UEFIブート用のコードをBCDをsドライブにコピーします。
これはUEFIブート時のブートマネージャとBCDを設定するものなので、とりあえずは適当なもので済ませました。今回は、Windows PE起動に使ったUSBメモリに入っていた\efiディレクトリを丸ごとsドライブにコピーしました。

  robocopy (USBメモリのドライブ名):\ s:\ /S /E /SL /J /COPYALL

BCDの調整が必要ですが、先にwimイメージを展開します。

  dism /apply-image /imagefile:(wimイメージファイル名) /index:1 /applydir:c:\

このとき注意すべきは、上にも書いたようにテンポラリフォルダの設定です。dism実行中に、上に書いたエラーや、「ディスクの容量が足りません」的なエラーがでた場合は、先に環境変数TMP/TEMPを適切に変更しておきます。
また、イメージの展開先ドライブ名は必ず”Cドライブ”とします。別のドライブ名にイメージを展開してもWindowsは起動できるのですが、dismは展開するときにジャンクションをそのドライブ名で設定してしまいます。Windowsは通常Cドライブで起動するので、ジャンクションの参照先がCドライブ以外になっていると見えなくなってしまいます。特に"ユーザー"フォルダ配下ではジャンクションが多数設定されているので、それらが全滅してしまいます。

あとは、s:\efi\microsoft\boot\BCDの内容を調整するだけです。
{default}エントリのdevice値、osdevice値が正しいパーティションを指していないようであれば、先ほど展開したWindowsのあるパーティションを指すように設定します。
また、同じく{default}エントリのpath値は、UEFIブートであれば、\windows\system32\boot\winload.efiに設定します。
他の値は、ちゃんと起動できているシステムのBCD値を真似ておけば、だいたいOKでした。

とりあえず、これだけでほぼ元のWindows環境が新しいSSDに移行出来て、ブート出来る状態になりました。
あとは、必要に応じて、Windows回復環境用のパーティション作成・イメージ展開・BCD設定をするなどしておけば完璧ですが、今回のようにUSBメモリブートでWindows PE環境が起動できれば、WIMイメージの展開からブート設定までひと通りのことができるので、敢えてWindows回復環境までは作りこみませんでした。

余談ですが、dismコマンド自体は仮想ディスクイメージファイル(VHD)に対して使える場合と使えない場合があるそうですが、マウントされた仮想ディスクには物理ディスクと同様に使えるようなので、Windows8のシステムバックアップイメージの復元にも使えそうです。このシステムバックアップの復元はエラーが出ることが多く、その原因も不明で解決できないのですが、dismコマンドでマウントされた仮想ディスクをwimイメージ化できるので、上と同じ要領でWindowsシステムを復元できそうです。


2015年7月1日水曜日

Windows 8.1 自動修復からの回復

いつも使っていたWindows8が、先日急に「自動修復」で起動するようになってしまいました。そして、自動修復がうまくいくならまだしも、ログファイル(SrtTrail.txt)を見てみると、「ご使用のバージョンと互換性がありません」という意味不明のメッセージが出ていました。

  • 自分で判断して、勝手に『自動修復』しようとしているのに、互換性がないなんてどういうこと?
  • そもそも、自動修復機能はMicrosoftが仕込んだ機能でしょう?なのに、どうして互換性云々というのか?
などと突っ込みどころ満載ですが、ツッコんでも治らないので、いろいろと検索しました。


しかし、困っている人はかなり居るけれど大抵は「リカバリ」することになるようですね。ある意味この方法が一番の「正解」なのでしょうが、個人的には負けを認めているようで何だか納得出来ないです・・・。

というわけで、四苦八苦した顛末です。

まず、「自動修復を準備しています」に勝手に入るようになると、セーフモードにすら入れない(=やっぱり『自動修復』で起動してしまう)のを何とかしないといけません。この点は、BCDの通常起動設定である{current}にrecoverenabled値がyesになっていることに気づきました。これをbcdeditで消してやると、少なくとも「自動修復」のループからは抜けられそうです。
というわけで、コマンドプロンプトを立ち上げて、
bcdedit /deletevalue {current} recoveryenabled
として、値を消しました。

再起動すると、今度は自動修復に入らずに通常起動に進んだようですが、そこで今度はBSOD発生です。今回のケースでは、wfplwfs.sysが読み込めないか壊れていますと出ましたので、HDD故障を覚悟しましたが、ダメ元でこのファイルのみを修復してみました。USBメモリからブートして、他のWindows8.1に入っていたwfplwfs.sysを問題のPCにコピーしました。

すると、今度は起動してデスクトップ画面までたどり着きました。しかし、「d3d10_1.dllが壊れている」とか何とかのエラーが出ますし、何だか反応がかなり遅いです。
まあ、HDDの故障か、少なくともシステムファイルの破損が起きているのは間違いないので、chkdsk /rとsfc /scannowを実行して、ディスク&ファイルの検査をしました。sfcの方では、いくつかのファイルの破損が報告されました。chkdskの方は、かなりの時間がかかるようなので、結果待ちの状態です。

結論はまだですが、やはり少なくともリカバリを、場合によってはHDDを交換した方が良いのかもしれません。

最後に、↑のような操作をするには、BCDに関する慣れがないうちはやらない方がいいかも知れません。万一、まったくブートできなくなったとしても保障できませんので。
それから、少なくともUSBブートできる環境が必要になるでしょう。これがあれば、BCDのバックアップやテスト用ブート環境の構築がやりやすくなりますから。実際、↑の説明では「recoverenabled値を削除する」と書きましたが、私は念を入れて、{current}設定をコピーした上でコピーした側のrecoveryenabled値を削除しました。そして、ブート時の選択画面からコピーした側の設定で起動する方法を行いました。

2015年6月23日火曜日

[備忘録]BeagleBone Blackのコアクロック変更

訳あって、BeagleBone Blackのコアクロックを強制的に落とすテストをすることになって、調べてみた件。

Linux起動時の最初の方でアーキテクチャ別/ボード別の初期化処理の中で初期化されているものと思って調べてみましたが、どうも該当する処理が見つからない。
初期化部分というよりはcpufreqというドライバの中で、そして「設定」というよりは「制御」されているということが分かりました。
いつも使っているWindowsでは、高負荷のときはクロックを上げ、低負荷では下げるということを当たり前のように捉えていましたが、組み込みLinuxでもそういうことをしているとは、すぐには考えが及びませんでした。

というわけで、cpufreqドライバと関係するソースを探してみるも、具体的にクロック速度を定義しているところが見つからない。

root@beaglebone:~# cat </sys/devices/system/cpu/cpu0/cpufreq/scaling_available_frequencies
300000 600000 800000 1000000
root@beaglebone:~#

このように300MHz/600MHz/800MHz/1GHzがリストアップされるけれど、このリストはどこで定義されているのだろう?

答えは、device treeにありました(こういう時にもdtbを使うんだなぁ、と思いました)。

KERNEL/arch/arm/boot/dts/am335x-boneblack.dtsにdevice treeのソースがありましたので、これをちょっと書き換えてみたところ、指定したクロックの範囲内で動作させることができることが確認できました。

余談ですが、クロックを変更するのにPLLのレジスタを変更するだけでなく、コア電圧のレギュレータも変更しているのですね。なかなか面倒な世の中になったものです。

2015年6月19日金曜日

BeagleBone Blackでのカーネルビルド

公式wikiに書いてあることと同じですが、どこに書いてあるかすぐに忘れてしまうことと、wikiが書き換えられて内容が変わってしまった時のための自分に対する備忘録です。

BeagleBone Blackでdebianのカーネルを再ビルドする方法:

(以下は、ubuntuで実行する)


git clone https://github.com/RobertCNelson/bb-kernel
cd bb-kernel/
git checkout origin/am33x-v3.8 -b tmp
または
git checkout origin/am33x-v4.1 -b tmp (←こちらはうまくいくか試していない)
./build_kernel.sh (←初めてビルドするときはこちら)
./tools/rebuild.sh (←コンフィグを変えて再ビルドするときはこちら)

それから、起動時に4D CAPE上のLCDにカスタムの画像を表示する方法:

  • 適当な画像を用意。4D CAPE LCD4.3inch版では480x272以下に抑える。
  • gimpなどで224色のインデックスカラーに落とした後、ppmフォーマット(RAWでなく、ASCII形式)でエクスポート
  • ppmファイルは、./KERNEL/drivers/video/logo/logo_linux_clut224.ppmと置き換える(のが一番簡単)
  • ./tools/rebuild.shで再ビルドする。途中のmenuconfigでは、
    drivers --> Graphic support --> Boot logo
    にチェックを入れて、その中の224色のものにチェックがあれば良い。
起動時に4D CAPE上にカーネルメッセージを表示させない方法:
  • linux起動パラメータ(bootargs)から、console=tty0を抜く(uEnv.txtを適宜編集)
起動後にLXDEデスクトップを表示させずにコンソールで止める方法:
  • linux起動パラメータに、"text"を追加する
なんか、linuxで調べることが多い&検索で見つかってもうまくいかないことが多いので、ちょっとしたことでも時間がかかるなぁ。


2015年6月14日日曜日

尿路結石とその顛末

先日、尿路結石になってしまいました。そのときに思ったことを残しておきたいと思います。


  • 痛みは突然、夜中にやって来ました。最初は、持病の椎間板ヘルニアが悪化して痛むのかな?と思いました。しかし、様子が違いました。まず、かなり痛い。それから、ヘルニアによる坐骨神経痛でみられる下肢やおしりのしびれがなかったです。
  • いわゆる「腰痛」とも違いました。「腰痛」では腰のあたり全体が痛みますが、今回は確かに腰のうちでも背中の右側がピンポイントで痛かったです。
  • 「難産に匹敵する痛さ」とも言われていますが、それほどでもなかったです。というか、私は男なので難産がどんなものか比べるべくもないのですが、少なくとも難産のように絶叫したりはしません。が、確かに「ううっ」と唸ってしまうくらいには痛かったです。脂汗なのか、下に書いた嘔吐のせいなのか、よく分からない汗が出ていました。
  • とは言え、痛みがピークのときは歩くのも辛かったです。というか、力を入れると痛むような気がする(痛みが怖い)ので、這っていました。とはいえ、実際にはどんな体勢をしていようが、痛いものは痛いのですが。
    後から聞くと、「エビのようになっていた」と家族は言っていました。こちらは痛みに何とか耐えようとしているのに、そんなふうに思っていたとは・・・。
  • 吐きました。尿路結石と吐き気(食べたもの)とは関係ないと思うのですが、痛みがピークになると我慢できず吐いてしまいました。しかも、吐いてもう何も残っていないにもかかわらず、痛みがピークになるとまた吐き気が襲ってきます。これは何なんでしょうね。
  • 痛みが少し収まった隙に辞典やネットで調べてみて、すぐに「これは尿路結石に違いない」と確信しました。ニュースなどで「救急車をタクシー代わりに使う人がいる」という問題を聞いていましたし、命にかかわるような病気でもないので、朝まで我慢して病院に駆け込めばいいと考えるだけの理性は残っていました。しかし、心配した家族が「救急車、呼ぼうか?」と訊いてくれることに対して、「呼ばなくていい」というその一言がどうしても言えなかったです。叫ばないにしても、そのくらいの痛みがあり、とにかく「早く何とかして欲しい」、その一念でした。結局、救急車を呼んでもらいました。人生初の救急搬送です。
  • 深夜の救急病院は、他に患者さんがおらずひっそりとしていました。そして、尿路結石でやってくれる救急処置は、結局痛み止めの座薬だけでした。なかなか効かなかったですが、効き始めると薬の有り難みをこんなに思い知ったのは初めてです。
平日になるまで痛み止めで何とかやり過ごして、後日、泌尿器科にかかりました。レントゲンでは3~4mmの石が膀胱と思われる場所に写っていました。このくらいの大きさの場合は、自然に出るのを待つのが普通だそうです。それまでの間、そして出るときにはもう一度痛みのピークが来ると聞いてちょっと戦々恐々としましたが仕方ありません。痛み止めでやり過ごすのみです。

結局、最初に痛みが出て7日目に石は出ました。それがこれです(左側の黒いもの)。
「石」というくらいですから水に沈むと思っていましたが、浮くんですね。初めて知りました。
おしっこをするときに、ごく僅かな違和感を感じました。また、同時に「カチッ」という音がしたような気がします。便器を見てみると、この黒い塊が浮いていましたので、それを拾っておきました。
へぇ~と思ったのは、結石=水溶性物質の析出物というイメージでしたので、どちらかというイガイガ、あるいはトゲトゲしたものかと思ったら、角が殆ど無い丸い曲面の石でした。

石が出るまでの間は、やや痛みがぶり返したり、痛みがきつくなると座薬に頼ることもありましたが、石が出た直後くらいからウソのように痛みがピタリとなくなりました。不思議です。それまでは、尿路ではなく膀胱にあったはずなのですが、それがどうして痛むのでしょうか?それから、この石が水に浮くなら、膀胱の中でもだいたい浮いて存在していたはず。膀胱の下からは出にくいかと思うのですが、何らかのタイミングでうまく尿道の方に出れば、それで痛みが消えるというのは、やはり不思議です。

2015年5月1日金曜日

[dynabook R73]スリープ時のインジケータ表示

Windowsをスリープ状態にすると、電源LEDがオレンジ色でゆっくりと点滅します。しかし、これは一定時間経過すると点滅しなくなります。
それがたとえ、「電源オプション」→「スリープ」→「次の時間が経過後休止状態にする」を『なし』に設定していても、です。

そのせいで、スリープ後一定時間経過すると、いまスリープしているのか、電源が切れている(or休止状態になった)のかが分からなくなります。
しかし、確かにスリープ状態には留まっているようです。電源ボタンを押すなどすると、Windowsブート時の玉クルクルは表示されないまま、いきなり元の画面(アプリ開いたまま)に戻りますので。休止状態に落ちているのであれば、玉クルクルが見えるはずです。

ということは、誰がLED点滅を止めさせているのでしょうね。Windowsではなく、おそらくPC自体(BIOS?)でしょう。東芝さん、勝手に止めないでもらえますか?


(2015/5/20 追記)

この件、どうも腑に落ちない。
↑に書いたように「次の時間が経過後休止状態にする」は『なし』に設定しているにもかかわらず、スリープ後何時間が経過したら、どうも”休止状態”相当に落ちているようです。そう思われる理由は・・・


  • 復帰するのに時間がかかっている(HDDのアクセスランプが10秒くらいつきっぱなしになった後、スリープ前の状態に戻る)
  • スリープ後、何日も放置していても、バッテリーが減っていない
”休止状態”相当という書き方をしたのは、復帰するときに画面には何も表示されないからです。通常、正しく休止状態に落ちた状態から復帰するときには、Windowsのロゴと玉がグルグル回るやつが表示されますが、↑の状態からの復帰では真っ暗のままです。

また、休止状態に落ちているなら、AC電源とバッテリーの両方を外しても、ちゃんと休止状態から戻って元のデスクトップ画面になるはずですが、↑の”休止状態”相当では一度AC/バッテリーを外してしまうと、その後はコールドブートになってしまいます。また、イベントビューアでも「以前のシャットダウンは予期されていたものではありませんでした」というのが残っていますので、やはりスリープ相当のようではあります。

ちなみに、ノートPCなので、ハイブリッドスリープは切れた状態です。

実際は、どういう動作になっているのでしょうね。


(2015/5/28追記)

先日、この件がIntel Rapid Start Technologyの既定の動作であることを初めて知りました。知らなかったことが恥ずかしい・・・。けれど、このページはそのまま置いておこう。

Windowsが持つ休止状態と、Rapid Startとの違いとして、起動速度のことはよく挙げられていますが、その他の違いについてもまとめておきたいと思います。

  • 休止状態はhiberfil.sysに保存、Rapid Startは専用パーティションに保存
  • 搭載メモリ量が変わった時、休止状態は自動でサイズ調整されるが、Rapid Startは意識的にパーティションの調整が必要
  • 休止状態は操作によって望むときに休止状態に入れるが、Rapid Startはスリープ後??時間という設定しかない(たぶん)ので、好きなときにSSD退避ができる訳ではない。
  • 休止状態になるとAC電源&バッテリーを完全に外しても、その後ちゃんと復帰できるけれど、Rapid StartでSSDに退避している場合は(なぜか)AC電源&バッテリーを外すと復帰ができず、コールドブートとなる。
この辺の違いを認識した上で、どちらをどのように使うかを考えたいと思います。

ところで、このPCにはIntel Rapid Start Technology Managerがインストールされていないのですが、それで良かったのでしょうかね。
そもそも、BIOSレベルでやってることなので敢えてドライバは必要じゃないのと、名前が"Driver"じゃなくて"Manager"なので、たぶん状態やパーティションの管理(可視化)をするだけなので、必須ではないのだろうと理解しました。

2015年4月23日木曜日

Visual C++のFeature Packをインストールすると、Visual Studioのような自由にドッキング可能なウィンドウが簡単に実現できるけど、ドキュメントが少なくてちょっと苦労する件

自分に対する備忘録です。


  • x閉じるボタンで閉じた時に、CPane派生クラスを削除する方法

    ドッキングフレームウィンドウのxボタンを押すとウィンドウは閉じたように見えるけれど、実際には作成たCPane派生クラスのウィンドウは非表示になっているだけ。フレームワークは、CPaneのコンテナウィンドウ(直接の親ミニフレームウィンドウ)しか破棄してくれない。
    xボタンを押した時にそのCPane派生ウィンドウも破棄するには、ドッキング対象の親フレームウィンドウクラス(CMDIFrameWndExとか)のOnCloseDockingPaneメンバ関数をオーバーライドする。そして、この関数に渡されるCDockablePaneに対して、WM_CLOSEをPostMessageすると良いようだ。
    SendMessageはダメで、あくまでもフレームワークにいったんCPaneを非表示にさせておいて、その後WM_CLOSEハンドラで削除するという流れになるようだ。

  • x閉じるボタンを押さないで、アプリ側から特定のドッキングウィンドウを削除する方法

    これは結構悩みました。CPaneがフローティング状態か、ドッキングしているか、他のドッキングウィンドウとのタブ化されているか、ドッキング後隠れている状態かといろんな状態があって、それによってコンテナウィンドウが違うんですね。どの親コンテナに、どんなメッセージを送るべきか、あるいは、どの関数を呼ぶべきか・・・。

    結論は、そういうアプローチじゃなかったです。自分のCPane派生クラスのOnPressCloseButton()メンバ関数を呼ぶだけで良かったんです。それで、上のいろんなドッキング/フローティング状態からも、その親ミニフレームウィンドウも含めて、うまくウィンドウを破棄してくれました。

2015年4月3日金曜日

備忘録


  • Windows8はTFTPクライアントを持っているが、デフォルトではインストールされていない。「プログラムのアンインストールと変更」から「Windowsの機能の有効化と無効化」から追加できる。
    ただし、ファイアウォール設定でTFTPに許可を与えないと実際の通信はできない。これは、TFTPクライアントが送信した最初のコマンドパケットに対して、TFTPサーバは別のポート番号から応答パケットを返すので、Windowsはこれを「攻撃」とみなすようだ。
  • UDPソケットでは、bindをしないと受信ができない(という仕様らしい)。送信はbindしなくてもできる。
  • Windowsのファイルウォール設定で、アプリケーション名(exe)を指定して通信を許可するときは、ジャンクション上のパスを指定してはいけない。この場合、通信(受信)はブロックされてしまう。
    ジャンクションの先のパス名を指定すればOK。手動で設定する場合は、人間が確認して設定すればよいが、プログラム上でファイアウォール設定をするときは何らかの方法でジャンクションの設定先パス名に変換しなければならないので、少し面倒臭い。

2015年3月31日火曜日

HIDバルブの寿命

先日、ムラーノのヘッドライト(HID)が点かなくなりました。その2~3日前には、前兆として赤~ピンク色に変色する現象が出ていました。

2005年登録のムラーノですが、その当時から一度も交換していないので、もう10年も使い続けてきたことになります。十分、元は取ったと思いますが、HID本来の寿命を全うしたのかどうかを簡単に考えてみました。

どこかのサイトで、HIDの寿命は2000時間だと読んだ記憶があります。ここでいう『寿命』は、新品の状態から光量が70%まで落ちた段階を寿命と呼ぶそうですが、元の光量が分かりませんし、現在の光量ももう分かりませんので、とりあえず今回点灯しなくなったタイミングが寿命に相当するものとして検証します。

総走行距離は先日25万kmを超えました。また、履歴を見ると平均車速はだいたい55~56km/hで推移しているようですから、割り算すると、総走行時間はだいたい4500時間程度になるでしょうか。
このうちヘッドライトの点灯時間を推測すると、通勤に毎日使っていることを考えると走行時間の約半分の時間はヘッドライトを点灯させているものと考えられます。

このことから、ヘッドライトの累積点灯時間は、4500時間の半分の2250時間程度と考えられます。
まあ、実際には休日などは日中のみしか乗らないこともありますし、また、夏は陽が長いので通勤帰りでも点灯時間は少し短くなることがあることを考慮すると、2000時間程度というのが実際の点灯時間に近いのかもしれません。

となると、『寿命』の定義が違いますが、およそ「天寿を全うした」と言ってもよいのではないかと思います。ちなみに、付いていたバルブはPHILIPS製でした。さすがに純正はちゃんと名の通ったメーカーのものを使ってますね。

交換用のHIDバルブはD2Sタイプのものをamazonで購入して、自分で交換しました。2本で3500円くらいでした。ちょっと怪しいですが・・・(中華製?)。ディーラーでお願いすると万単位のお金が飛んで行くと聞きましたので、それからするとかなり得した気分です。
あまり青白いのは好きではないので、6000Kのものを選びました。純正よりも白く明るくなってなかなかよいです。あとは、寿命がもってくれればよいのですが。


2015年3月18日水曜日

すき家のフレンチドレッシング

すき家のフレンチドレッシングが美味しい(と思う)ので、何とか入手できないかと常々思っておりました。
先日、すき家のWebショップでこのフレンチドレッシングが限定発売されていることを知り、ちょっと迷ったのですが結局買いませんでした。いくら好きとはいえ、12本セットはちょっとありえないです。和風ドレッシングの方も好きなので、できれば、フレンチ2本&和風2本くらいのセットなら買いやすかったのに・・・。

今回の限定販売で買わなかった理由はもうひとつあります。それは、

  • すき家のフレンチドレッシングは、キューピーのコールスロードレッシングではないか?

との情報を得たので、この情報の真偽を確認してからにしようと思ったからです。
ということで、早速スーパーで探して買って食べてみたのですが、これは明らかに違いますね。

確かに、似ています。見た目も味の方向性も。

コールスロードレッシングの方は、甘みが強いです。おそらくは原材料に入っているパイナップルのせいだと思いますが、すき家のフレンチドレッシングではそういう甘みが感じられず、爽やかな酸味のほうが強いですね。
それから、コールスロードレッシングはコクが足りませんね。いや、このコールスロードレッシング自体はそれはそれで美味しいのですが、フレンチドレッシングに比べるとコクが足りず、物足りなさを感じます。

というわけで、すき家のフレンチドレッシングを家で堪能するには、やはり、限定販売を狙って買うしかないようです。でも、今回の限定販売はもう終了してしまったのですがね。

2015年3月16日月曜日

本末転倒なクーポン券

すき家の牛丼を週一くらいで食べるので、メルマガを購読して割引クーポンを使っています。
しかし、例の夜のワンオペ問題あたりから値引率が渋くなってしまいました。以前は50円引きだったのが、最近は30円引きです。それでも、利用できるものは利用していましたが・・・

ガラケーのパケット代の方が高いことが判明!

まだ、ガラケー使ってますし、しかもパケットも一番安いプランですから、クーポンを受け取りにつなぐ度にパケット代がかかっています。それがだいたい36円もかかっているみたいです。
メルマガの方はメール受信なので無料なのですが、そこからリンクで飛んでクーポンを受け取る方式なんです。メルマガ自体にクーポンが付いていたら、ありがたいんですけどね>すき家さん。
(それと、電子マネーで精算できると、なおありがたいんですが・・・)

というわけで、クーポンを使おうとするたびに損をする計算です。そのクーポンは繰り返し使えるので、週2回以上通って使えば元は取れるのですがね。

ガラケーはもうそろそろ限界かな。
2年の縛りが切れたら機種割は無くなるし、通話付きMNVOでも1500円以下で使える格安SIMもありますから、MNPしようかと思います。

2015年3月9日月曜日

再びアクアに乗ってみて

レンタカーが24時間3000円で借りられるキャンペーンがあったので、借りて一泊二日で出かけてみました。
車種は選べず、コンパクトカーグレードと聞いていたので、ヴィッツかデミオあたりかと思っていましたが、現地に行ってみるとアクアでした。ハイブリッド車は常に気にかけているので、ちょっと得した気分でした。

グレードは分かりませんが、レンタカーなのでエントリーグレード(L?)でしょう。モデルはマイナーチェンジ前の後期モデルのようです。アクアを運転するのは、3年くらい前にディーラーで試乗したとき以来です。

良かったところ。

  • 燃費-210kmくらい走って、満タン法でだいたい24.6km/Lくらいだったです。ハイブリッドで燃費を出す運転方法に慣れていない私でも大人3人載せてこのくらいが普通に出せるなら、まあまあ合格です。一人乗車で慣れてきたら30km/Lくらい出せるかなぁ。
  • 騒音-巡航時の騒音はまずまずの静かさで良かったです。でも、加速時は・・・
他にもよかったところを挙げようと思ったのですが、ちょっと思いつかなかったです。

いまいちだったところ。

  • やはり、動力性能は「コンパクトカーなり」と言わざるを得ません。アクセルをグッっと踏んでも、まあこんなものかという感じです。信号ダッシュしても後続車は平気でついてきます。
    コンパクトカーにそこまで求めるのはかわいそうですが、現車とのギャップ感からすると、ちょっと忍耐が必要なレベルです。
  • そして加速時の騒音は、3年前の試乗時と同じく、「うるさいなぁ」という印象です。エンジン君が頑張ってるのがまるわかりですね。先日アウトランダーPHEVに乗ったせいもあってか、加速時の静粛性については、ハードルが上がってしまっています。
  • ナビの操作性は最悪です。純正ナビなのか、社外ナビなのかは知りませんが、特にスクロール操作がダメダメでした。反応が遅い上、効かないと思って何度も操作していると、それを覚えているのか遅れてとんでもない場所にスクロールしたりして、イライラmaxでした。もし、これが純正ナビだというのなら、アクアを購入するときはディーラーで良く見て聞いて社外ナビも視野に入れて選ばないとダメだなと思います。
  • 乗降性は腰高の私の体格ではあまりよくありません。小柄な母も少し苦労しているようでしたし。
  • これはグレードorオプションの有無のせいかもしれませんが、バックモニターがなかったのはいただけません。レンタカーとは言えど、事故を少しでも無くしたいなら、バックモニターくらいは付けておいて欲しかった。
というわけで、正直なところアクアには食指が伸びません。一人乗り&通勤専用と割り切った上で、ガソリン車のコンパクトカー+αくらいの値段で買えるなら、考えてもいいかもしれません。後は、慣れてきた時の燃費の伸び次第ですね。今回の燃費24km/Lくらいしか出ないのであれば、先日代車で乗ったノートDIG-Sの方がよっぽど候補に入ります。とかいいつつ、本命はXR-PHEVなのですが・・・・。早く詳細仕様が発表されないかなぁ。

2015年3月6日金曜日

ムラーノ、25万km到達

ムラーノPZ50が、遂に250000kmに到達しました。


エンジン自体は特に不調を感じませんが、そろそろ具合の悪いところが出始めています。

ハブベアリングは先日交換済み、いまはCVT-M6のマニュアルモードの調子がおかしいです。
マニュアルモードにしたあと、シフトダウン(4→3→2→・・・)がきかないです。これではエンジンブレーキが有効に使えません。
全然きかないかというとそうでもなく、しばらく乗ったあとはきくこともあります。「しばらく」というのが、こないだまでは20分ぐらい乗ったあとだったのが、少し前は1時間以上連続して乗ったあとにようやくきく程度、最近では1時間30分ぐらい乗った後でもきかないことがあります。もうこれは「全然きかない」と言えると思いますが、まれに思いついたようにうまく動く時もあります。

一方シフトアップ(2→3→4→5→6)は全く問題ありません。
もちろんDレンジやNニュートラル、バックも問題ないので、普通に運転する分には差し支えないです。

たぶんですが、単純な断線とか接点不良ではなく、何かのセンサーがイカれているのではないかと思います。
というのは、前述のシフトダウンかきかない状態でマニュアルモードに切り替えていると、急にDレンジに戻ってしまうことがあります。そして、その後はDレンジからマニュアルモードにすら切り替わってくれなくなります。その状態がエンジンを切るまで続きます。一度エンジンを切ってからかけ直すと、マニュアルモードへの切り替えはすぐに出来るようになりますが、相変わらずシフトダウン方向はダメです。
おそらく、「シフトダウン操作」→「ECUあたりにリクエスト」→「ECUはエンジンの回転数や速度、アクセル開度などを総合してシフトダウンするかどうか判断」→「OKならシフトダウン(減速比変更!)」となるものと推測しますが、このECUが判断する段階で何らかのエラーが発生していてシフトダウンさせないか、マニュアルモードに異常があると判断して、それ以降の操作を受け付けなくなっているのだろうと思います。

だとすると、問題の原因は変速レバー部の単純な断線ではなく、ECUが検知している何らかのセンサーからの入力がおかしくて切り替えさせていないのだろうということです。あくまでも推測ですが・・・。

後日、Dラーで診てもらいます。


2015年2月14日土曜日

dynabook R73の起動速度

大したことではないのですが、dynabookのR73の起動がちょっと遅いな~と思う時があります。それは・・・

  • バッテリーからAC電源に替えた時、または、その逆をして、起動した場合
です。

その場合は次のような動作になっています。
  1. 電源ボタンを押しても、すぐには反応がありません。
    電源LEDは点かず、画面にもdynabookのロゴが出ません。しかし、HDDのスピンアップの音は聞こえますから、電源ボタン自体は利いています。
  2. 一呼吸おいてから、電源LEDは点灯しますが、画面はまだ真っ暗のままです。
    2~3秒後に、電源LEDは一旦消えます。また、HDDの音も消えます。電源が切れたような状態になります。
  3. 更に一呼吸おいてから、再び電源LEDが点き、HDDのスピンアップが始まります。そして、この時は画面にdynabookのロゴが表示されます。
    以降は、通常通りにWindowsが起動します。
上の1~2の動作はちょっと不可解です。この間が数秒程度あるので、その分だけ起動が遅くなっています。

バッテリー<-->AC電源の切り替えをすると必ずこのステップで起動します。起動できない、ということはありません。
一方、バッテリー<-->AC電源の切り替えをしなければ、3から始まり、通常どおりの動作だと思います。

もしかすると、DVDドライブをHDDに換装しているのが原因かもしれませんが、大した問題でもないので検証もせず使っています。

2015年2月9日月曜日

Scansnapが便利すぎる件

知ってる人は知ってるし、使っている人は使っているのでしょうけど、FUJITSUのScansnap FI-S1100を買ってみたところ、久しぶりに「良く出来ているなぁ~」と感心する出来の製品でした。

シリーズの中では一番小さい安物ですが、自炊じゃなくてレシートの管理やちょっとした書類の整理くらいなら全然これでも使えると思います。

  • レシートのような小さい紙片でもちゃんと読んでくれる。
  • 多少斜めにいれても、まっすぐに補正してくれる。
  • 紙の大きさに合わせてトリミングしてくれる。
まず、上の3点だけでも、フラットベッドで手動で読ませていたことを考えれば、劇的な効率改善です。手動では、紙をまっすぐ置くこと、読んだイメージが傾いていれば角度補正してから、トリミングまで全部手作業だったのですから。

更に、
  • サイズの小さいPDFファイルに変換してくれる
  • OCRで文字情報に変換して、PDFに埋め込んでくれる
  • キーワードで振り分けしてくれる
と至れり尽くせりです。
最初は、「なんでPDFに変換するの?」と思ったんですが、OCRで文字情報を埋め込むためだったんですね。jpgやpng画像でもメタデータとして入れることは不可能ではなさそうですけど、一般的でないので見る方法も検索する方法にありませんし。

本体の操作性もなかなかです。基本、紙を差し込んでボタンを押すだけ。以降は紙は入れだけで次々読んでくれるし、ちょっと給紙にミスってエラーになっても、その紙を入れなおしてボタンを押せば途切れずに続けられる。

それに、S1100の場合はA4までなのですが、A4よりほんの少しだけ幅の広い用紙や、A4でも少し斜めに入ってしまった場合でも紙詰まりなく読んでくれます。というのも、読み込み口の両端に少し工夫がしてあるようで、はみ出そうな紙が詰まらずに軽くアールがついて曲がって、用紙が山なりにながらもうまく通過してくれます。当然、曲がった部分はスキャンしないのですが、紙の両端数mmはたいてい真っ白なので問題無いです。むしろ、詰まったり破ったりされるより、このようにうまく「いなし」てくれる方がありがたいです。

というわけで、久しぶりにいい買い物をした、という気にさせてくれる製品でした。
ちなみにヨドバシ.comで\12,000-以下で買えました。

2015年2月2日月曜日

プロペシア始めました。

恥ずかしながら、髪が徐々に少し薄くなってきていることがずっと気になっていたので、今年からプロペシアを始めてみることにしました。AGA対策ですね。
細かい変化があったとしてもいちいち一喜一憂せずに(そういうの、しんどいので)、気長に最低半年、いや1年は続けてみます。その段階で効果が認められるなら続けるし、そうでないなら止めるか他の方法を探すか、またそのときに考えますよ。くらいの気楽な気持ちで続けていきます。

しかし、このプロペシアという薬の売り方には何となく疑問を感じます。それは簡単な問診だけで処方されたというところです。

処方してもらうにあたって、「人によっては効果が出ないこともある」と言われました。それは承知していたのですが、じゃあどういう人に効果があって、どういう人に効果が無いのか?という質問には、私の医者は答えられなかったです。
では、いわゆる「AGA(男性ホルモン型脱毛症)」の薬だということなので、問題とされるホルモン=ジヒドロテストステロンの多い・少ないくらいは調べて、「貴方は効きそうですね(逆に、効かなそうですね)」とか目安を示してくれても良さそうなものなのに、そういう検査もせずにただ処方するだけです。薬を開発するにあたっては、もちろん安全性が一番大切なことですが、どういう人に効いて、どういう人に効かないか、そういうのは調査しないものなんですかね?とりあえず開発した薬を与えて、効果があったらさあ売るぞ!、そういう商売なんですかね。

もしかして、「製薬会社は都合の悪い事実(=効く人・効かない人はある程度判別できる、とか)を隠しておいて、そして医師には『とにかく売れ、処方しろ』と圧力をかけておいて、そして患者の弱みにつけ込んでいる!?」、なんてことは?まぁ、私の勝手な妄想ですが。

まあとにかく、プロペシア自体は世界中で効果が認められているものらしいし、また日本では正真正銘のプロペシアが処方されていると考えて間違いありませんから、やっとけばよかったとあとで後悔しないよう、今できることを信じてやっていく、ただそれだけです。

ちなみに、私が診てもらったお医者さんは、坊主頭でした。「あなたはなぜ飲まないの?お金はたんまりあるでしょうに」とか聞いてみたかったですが・・・笑。

2015年1月30日金曜日

dynabook R73のコイル鳴き?

dynabook R73を職場に持ち込んで2台目のPCとして常時使っているのですが、しばらく放置して画面OFFの状態(スリープではない)になると、なんかキリキリと耳障りな音がするなぁ、と思っていました。コイル鳴きというやつです。
Lets Note S9のときもあったし、個体差にもよると聞いているので、何かハズレを引いてしまったのかなと思って、半ば諦めていました。

コイル鳴きをしていることは事実ですが、なんと鳴いているのはR73本体ではなく、ACアダプタの方であることに今さら気が付きました。

そういうことであれば、ACアダプタだけ少し離しておいておくとか、自宅用の予備に買ったエレコムの互換ACアダプタに替えるという対策が取れますね。

あとは、ファンの音が少し残念です。無負荷時でも常に緩く回っていて、その音がそれほど大きくはないにしろ、少し聞こえます。無負荷時ならファンを止めてくれないものでしょうか?CPU温度も40℃手前くらいなんですけど。


2015年1月20日火曜日

日産ノート試乗記

日産のノートを試乗する機会がありました。グレードは、2014年モデルのDIG-S(SC=スーパーチャージャー付き)です。


  • これ本当に1200ccなの?というくらいよく走る印象です。
    SCがよく効いているのか、3気筒化で低回転でトルクが発生しやすいのか。CVTの制御も熟成されていて、発進時からなかなかの加速をします。
  • 巡航時は、結構静かです。CVTも副変速機が付いているらしく、巡航速度に入ると減速比を徹底的に下げて、エンジン回転数を1000rpmくらいまで下げようとします。
    このとき、エンジン音はほとんど聞こえないのですが、少し周期の長いドコドコといった振動が出ていました。3気筒エンジンのせいか、それとも回転数をギリギリまで下げてノッキング寸前だからなのかわかりませんが、この振動はエンジンが発生源だと思われます。
  • 加速時はけっこうエンジン音が響くとなあと感じました。
    特にSCが働いている(と思われる)時の音は、3気筒エンジンという形式のせいか、いままでに聞いたことのない妙なエンジン音が聞かれました。ターボ車のようなシューッという吸気音とも違います。なんとも表現しようのない音でした。
  • 乗り心地はこのクラスでは普通ではないでしょうか。それなりにサスペンションは固めで、ロードノイズも入ります。が、↑で書いたように巡航時はエンジン音が急に静かになるせいか、ロードノイズ自体も全体的に静かになったような印象が残ります。
  • ハンドリングはなかなか素直でよいと思いました。高速での直進性もよく、フラフラうしないです。
    ノートを運転してみて気づいたのは、普段自分の車で運転しているときほどカーブの進入に気を使わなくなっているなぁ、ということです。普段は運転しているクルマは車高がやや高いせいもあってか、進入速度やライン取りを意識しながら曲がりますが、ノートではいつものカーブでも速い速度で進入しても適当なライン取りをしても、スッと曲がれてしまいます。
  • 燃費は思ったほどよくなかったです。このクラスなら気を使わず適当に走っても20km/lくらいはあると期待したのですが、高速&自動車専用道6割+信号のない田舎道3割+交通量多いが流れの良い国道1割の条件で、18~19km/lくらいだったでしょうか。
    90km/hくらいまでの速度では多くの期間で瞬間燃費30.0km/lの表示で巡航できますが(平地の場合)、100km/hとかそれ以上の速度になると20km/lとか一気に悪くなるようです。その速度を維持するのに必要なトルクが足りないと判断するのか、エンジンの回転数も急に高めになるような気がしました。
  • 燃費優先の設定なのか、エンジンブレーキは弱めです。でも、完全に空走にはしないようです。
    面白いことに、巡航時はほんの少しだけアクセルを踏んでおくと1000rpmくらいでクルージングできますが、アクセルを離すと「エンジンブレーキが必要!」と判断するのか、回転数が少しだけ上がります(1200rpmくらい?)。
  • 内装は、メーター周りは自照式インジケータでいいなぁと思いました。豪華ではありませんが普通にいいです。時計とオドメータ/トリップメータが近くにならんで表示されているのは、ちょっと見間違えそうでした。
    シートにはジグザグのステッチが入っていて、個人的にはファブリックでもなかなかやるなぁ、と思いました。正直、自分の車の本革シートは冬冷たくてイヤです。
    あと、このクラスでも自動防眩ルームミラーが付いているのには驚きました。眩しくなくていいですね、コレ。これくらいなら、自車にも取り付けられるかなぁ。
  • あと、アラウンドビューモニターも試してみました。
    正直なところ、これはあまり使えないです。ルームミラー内に表示されるせいもあるのでしょうが、表示が小さすぎるため、駐車時隣の車に接触しそうかどうかまでは見えないです。ドアミラーとバックモニターの方がよっぽど当てになります。
    唯一アラウンドビューモニターのいいところは、駐車してスペースに入れた後で、枠の真ん中にちゃんと入っているか?枠に対して斜めになっていないか?がひとめで分かるというところです。モニターを見ながら駐車するというのはぶつけそうで怖かったです。まあ慣れていないことも原因でしょうけど。
覚えている範囲ではこんな印象でした。

2015年1月9日金曜日

オカルト信者にも、上には上がいるなぁ・・・

このブログのアクセス解析をしていたら、ずいぶん以前に書いたこの書き込みを見るために2chから飛んできているようで、ここ最近アクセス数が伸びていました。USBオーディオのオカルトねたっていつまでも尽きないんですね。

と思ったら、更にすごいページを発見しました。

それから、USBメモリによっては「神メモリ」が存在して、そのUSBメモリに音楽データを入れて再生するといい音がするとのことです。

もうここまで突き抜けてしまうと、口をあんぐり開けたまま、遠い目になってしまいます(笑

↑のページには、いい音になる論理的な原理説明が皆無で、ただ「xxxの方がいい音がします」と書いてあるだけです。「Core i7の方が処理が速いからいい音がする」「磁気ディスクより、SSDやUSBメモリの方が(アクセス速度が速いから)いい音がする」とありますので、総じてアクセス速度が速ければいい音がするという論法のようですが、じゃあCore i7より12コアXeonの方がいい音がするんですかい?
あるいは、HDD(=磁気ディスク)に入っている音源でも、一度読みだしてキャッシュに入った後でもう一度再生すると、今度はいい音に変わるんですかい?
などと、いろいろツッコミたくなります。

が、こういうことを本気で信じている人達を論破することは無理でしょうね。あるいは、単に私のような人をおちょくっているだけのページであれば、それこそ関わるだけバカバカしい気がします。

そもそもここで言う「いい音」「悪い音」というのは主観的な感想に過ぎませんから、ぜんぜん科学的じゃないんですけどね。

一方で、こういうページも見つけました。
論理的な考察のうえで、客観的に評価されていますから、こういうのを見るとすごくホッとします。


2015年1月1日木曜日

ムラーノの燃費記録(2014年)

またまた、昨年に引き続きムラーノ(PZ50)の年間燃費記録です。前年と同じく、ODDメータ+満タン法です。


  • 走行距離 46907.0km
  • ガソリン消費量 4010.83L
  • 平均燃費 11.70km 



5月に純正タイヤ(DUELER H/L 683)からGEOLANDER SUVに変えたので、タイヤ変更による燃費への影響も調べてみたくて、2013年の記録と合わせてみました。燃費は季節変動が大きいので、月別にまとめています。

7月~9月の燃費が、前年より大幅に伸びていることが分かりました。これが、タイヤ交換による影響(燃費の伸び)なのかどうか断定はできませんが、何となくその影響があると思っています。
10月以降はむしろ前年より燃費が悪いですが、ちょっと通勤パターンが変わったために9月以前のようなエコ運転ができなくなったせいだと考えています。それを考慮しても、前年より多少悪い程度で収まっているのは、むしろタイヤ変更による燃費の伸びのおかげだと思いたいです。