2015年3月6日金曜日

ムラーノ、25万km到達

ムラーノPZ50が、遂に250000kmに到達しました。


エンジン自体は特に不調を感じませんが、そろそろ具合の悪いところが出始めています。

ハブベアリングは先日交換済み、いまはCVT-M6のマニュアルモードの調子がおかしいです。
マニュアルモードにしたあと、シフトダウン(4→3→2→・・・)がきかないです。これではエンジンブレーキが有効に使えません。
全然きかないかというとそうでもなく、しばらく乗ったあとはきくこともあります。「しばらく」というのが、こないだまでは20分ぐらい乗ったあとだったのが、少し前は1時間以上連続して乗ったあとにようやくきく程度、最近では1時間30分ぐらい乗った後でもきかないことがあります。もうこれは「全然きかない」と言えると思いますが、まれに思いついたようにうまく動く時もあります。

一方シフトアップ(2→3→4→5→6)は全く問題ありません。
もちろんDレンジやNニュートラル、バックも問題ないので、普通に運転する分には差し支えないです。

たぶんですが、単純な断線とか接点不良ではなく、何かのセンサーがイカれているのではないかと思います。
というのは、前述のシフトダウンかきかない状態でマニュアルモードに切り替えていると、急にDレンジに戻ってしまうことがあります。そして、その後はDレンジからマニュアルモードにすら切り替わってくれなくなります。その状態がエンジンを切るまで続きます。一度エンジンを切ってからかけ直すと、マニュアルモードへの切り替えはすぐに出来るようになりますが、相変わらずシフトダウン方向はダメです。
おそらく、「シフトダウン操作」→「ECUあたりにリクエスト」→「ECUはエンジンの回転数や速度、アクセル開度などを総合してシフトダウンするかどうか判断」→「OKならシフトダウン(減速比変更!)」となるものと推測しますが、このECUが判断する段階で何らかのエラーが発生していてシフトダウンさせないか、マニュアルモードに異常があると判断して、それ以降の操作を受け付けなくなっているのだろうと思います。

だとすると、問題の原因は変速レバー部の単純な断線ではなく、ECUが検知している何らかのセンサーからの入力がおかしくて切り替えさせていないのだろうということです。あくまでも推測ですが・・・。

後日、Dラーで診てもらいます。


(2016年9月3日追記)

この書き込みの後半の「マニュアルモードでのシフトチェンジができない」件についての追記です。
別に運転そのものはできるので放置していたのですが、この件、もう1年以上の経過していたのですね。上の書き込みをした後、マニュアルモードは全く反応しなくなっていました。

今更ながらですが、ようやくセンターコンソール部分を分解して調べてみました。すると、原因は単純な断線であることが判明しました。D(ドライブ)モードと、M(マニュアル)モードを選択するマイクロスイッチが「CVTコントロールデバイス」と呼ばれる部分にあるのですが、このスイッチに接続されているコモン側(アース)の緑の線が切れています。
ネットで調べると、こちらの書き込み(http://magokoro-car.com/2013/11/12438)この写真と全く同じことが起きているようです。とすると、この部分はどうも切れやすい構造のようです。端子の半田付け部分は収縮チューブをかぶせてあるのですが、そのチューブの端っこ部分がケーブルの被覆にかかっておらず芯線が露出していたようで、レバーの操作時はこの露出部分が集中的に可動していて金属疲労が起きやすいのではないかと推測されます。

残念ながら、今日はハンダゴテを職場に置いてきてしまっているので、原因を調査しただけで終わり。修理は後日行うこととします。

初年度登録から11年・32万kmともなると、この仕方ないのでしょうかね。ディーラーで診てもらった時も、CVTデバイスの故障ということで部品+工賃で確か3~4万円くらいの見積もりをもらっていたと記憶しているのですが、この程度のことが原因なら自分でも直せる範囲なので、そこまでの修理費を払う気が起きないです。

ちなみに、この辺の作業をするにあたり、こちらの資料(https://ownersmanuals2.com/get/nissan-murano-2007-repair-manual-transmission-transaxle-cvt-42122)の198~201ページが大変参考になりました。この資料はUS仕様のものなのか勝手反対ですが、まさにこの通りの構造でした。

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