2013年1月23日水曜日

Lenovo自動スクロールユーティリティのハンドルリーク

先日から気になっていたことがあります。

Windows8のタスクマネージャを見ていると、使用中のハンドル数が半端なく多かったです。多かったときはハンドル総数が70万を超えていることがありましたが、当初は特に気にしていませんでした。64bit OSだしそれくらハンドルを使っても問題ないだろうし、実際特にメモリ不足やリソース不足といったエラーが出ているわけでもありませんでした。

しかし、よくよく見てみると、ハンドル数は徐々に増えていることに気づきました。スリープを常用しているのでまともなシャットダウンor再起動は月に1~2回くらいで、連続使用時間が伸びるとともにハンドル数も増えているようでした。

何かのアプリorサービスがリソースリークしているのだろうとは思いましたが、特に問題は出ておらず、再起動のタイミングなどでリセットされるので、まあいいと思って使っておりましたが、ちょっと気になって調べてみました。

すると、リソースを大量に使っているのは、virtscrl.exeというプロセスでした。調べてみると、これはLenovoの「自動スクロールユーティリティ」というものらしいです。

名前から勝手に想像していたのは、「タッチパッドでスクロールさせるとき、アクティブな(最前面の)ウィンドウをスクロールするのでなく、カーソルの真下の(アクティブではないかも知れない)ウィンドウをスクロールする」ようにしてくれるものだろうと思っていましたが、いま改めて調べ見るとそうではないようです。このユーティリティの機能は、
  • ウィンドウが画面からはみ出しているときに、そのウィンドウを使おうとマウスカーソルを近づけたり、アクティブにすると、ウィンドウが画面内に入るように自動的に調整される
というものでした。

はっきり言って、要りません!ましてや、何のためのハンドルかは分かりませんが、ハンドルを無駄にリークしているようなアプリ/サービスは御免です。

というわけで、アンインストールしました。いまはハンドル数40000程度で落ち着いています。

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