2016年12月3日土曜日

日産はどうした?

自動車事故対策機構(http://www.nasva.go.jp/)が、対歩行者自動ブレーキの安全性能評価を公開しているということで、興味深く読ませていただきました。
特に、駐車している車の死角から出てくる歩行者を検知して停止する様子はスゴイというか、これがあれば運転する側としては万一のケースではありがたいかも。そういう状況になる前にちゃんと安全を確保すべきはドライバーの責任なのですが、翻って「自動運転車」を目指すという点においてはもっとこの技術を高めていってもらいたいですね。

意外だったのは、アイサイトが有名なスバル車ではなく、マツダのアクセラが1位だったことですね。でも、スバル車は軒並み上位に名を連ねていて、さすがだなと思いました。

そして、レクサスは評価が悪いというほどではなく僅差の範囲だと思いますが、それでもアレだけ値が張る車にしてこの結果ではちょっと残念だなという気がしました。まあ、車は「安全性能」だけですべての評価が決まるわけではないですが。

そして、日産。評価の候補にすら入っていませんでしたね。いわゆる「寄ってない」というレベルなんでしょうか。
CMでは「技術の日産」とかいって技術力をアピールしているように見えますが、個人的な意見では、オートパイロットもノートe-Powerも、他社はもう既にやっていることだと思うんです。それを条件付きで「世界初」とか、「これは発明か?」みたいな言い回しで持ち上げているだけじゃないかと。
口の悪い人は、「技術の日産」ではなく、「偽術の日産」とか「偽術の日慘」などと揶揄している人もいるようですけれど、こういう記事で評価されない、評価の土俵にすら上げてもらえないとなると、やっぱり日産は全体的に方向性を間違っているというか、ついてこれていないというか・・・。

できれば、輸入車でもこういう比較評価があるといいのですがね。特に、フォルクスワーゲンとアウディ、ボルボ、BMWあたりで。

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