2014年8月19日火曜日

Intel SSD故障?→保証期間につき交換してくれた

ありがたい話です。IntelのSSD(335シリーズ)が不調だったので、サポートに電話したら交換してくれました。3年保証の2年目だったのですが、保証期間が1年じゃなくて良かったです。

いま思えば、これが不調の前兆だったのかなぁ、と思います。

  • Windows使用中にときどき操作を受け付けなくなることがあった。
これがSSDの不調によるものかどうかを知る由もありませんが、次のような状況からSSDへのアクセスに問題が発生していたとしたら、有り得る話ではないかと思いました。

(状況)
  • あるアプリが急に操作を受け付けなくなる。その後、他のアプリもだんだん受け付けなくなってくる。
  • 新しいアプリを起動しようよしても開かない。
  • 開いているアプリを閉じようとしても、閉じないことが多い。
  • ウィンドウ自体は動かせる。ウィンドウ内の表示内容は保持されている。
  • そのうち、タスクマネージャーの表示が更新されなくなる。
  • そのうち、Windowsキーやエクスプローラも反応しなくなる。
  • マウスカーソルは動かせる。
  • ブルースクリーンにはならない。
  • 電源ボタンを短押ししても反応はなく、スリープ/休止状態にはならない。
  • 電源ボタンを長押しして、強制的に電源OFFにするしかない。
  • 再起動すれば、普通に立ち上がる。その後、chkdskしても問題は報告されない。
  • このような状況が発生するときは一日に続けて数回もおきるが、おきないときは何ヶ月も起きない。
都合のいい想像ですが、SSDへのアクセスが発生した時点でアプリ(というかプロセス)の単位でフリーズしているのではないだろうか?SSDへのアクセス、あるいは、SATAのリンクに何か異常が発生してリトライばかりで回復できない状況に陥っていると、後付けの理屈ですが、そんな風に思います。

このような状態でだましだまし使ってきましたが、当初はWindowsシステムの何らかの問題であって、SSDが原因とは考えていませんでした。しかし、SSDの故障が決定的になったのは、chkdskで大量のエラーが報告されるようになったこと、それからIntelのToolboxでテストにかけると「読み取りエラー」が報告されるようになったことです。

この「読み取りエラー」はやはり深刻なもののようで、Intelのサポートに電話をしたときにこの「読み取りエラー」のことを告げると、すぐに交換対応ということになりました。

実際のところ、多少失ったファイルはありますが、いずれもアプリケーション本体なので再インストールすれば済むものばかり。作成したファイルやソースコードに被害はなかったので、まだアクセスできるうちに別のSSDに移して、事なきを得ました。

余談ですが、SSDとシステムをコピーするとき、TODO Backup 6.5.0.0を使ったのですが、これはGPTパーティションを丸ごとコピーしてくれますが、なぜか起動環境は壊れてしまう(というか、不整合が出てしまう)。これはどうしてなんでしょうか?
調べてみると、BCDの内容が正しいパーティションを指していないです。ディスク構成やパーティション構成が同じであれば、BCDファイル自体をコピーするだけでうまくいきそうなのですが、かならずBCDを再調整しないといけないですね。もしかすると、BCDの中身には、パーティションへの相対的な位置を記録しているのではなく、ディスクのID(GPT ID)を含めた絶対的な位置を記録しているのでしょうかね。そうであれば、新しいSSDが異なるディスクIDを持っていると、確かにBCDが正しい起動パーティション/オプションを参照できなくなりますね。
いずれにしても、BCDにはだいぶん慣れましたので、bcdeditやbootrecを使って(多少手間ですが)簡単に直せるのでヨシとします。

だいぶん脱線しましたが、intelのサポートは丁寧でなかなか良かったです。今回はたまたま具合の悪い個体に当ってしまいましたが、工業製品に一定割合の不具合品が含まれてしまうことは仕方のない事なので、これからも価格がそれほど違わなければintelのSSDを選ぼうかと思いました。

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