2011年4月11日月曜日

初IKEA

IKEAに行くのが初めてってわけではなく、相方(=妻)と話のタネに何度か行ってみたり、何かを買うつもりで行ったりしたこともあるのだけれど、いつも「何となく欲しいものがないな」「ピンとくるものがないな」ということで手ぶらで帰ってくるだけだった。が、今回はどうしてもチェストと本棚を買うつもりで出かけました。

先日の引っ越しでIKEAまでの距離は遠くなったものの、高速道路の接続が良くなったりで1時間かからずに行けるようになったのは良かった。
いつものようにまずはコーディネートされたショールームのような部屋を回りながらイメージを膨らませていくわけだけれど、どれも上手にまとめられていて「いいね」と相方と話すものの「欲しいな」と思うところまではいかない。私たちは「何でも良い」とか口では言うものの、やはり人とは一ひねり違う「何か」が欲しいがための何か物足りなく、でもその「何か」を具体的に説明できるほどの想像力と申しますか、妄想力もなく、お店側としては一番やりにくい客のタイプではないかと。

それはさておき、今回は必要に迫られてきているわけだし、多少満足できないorしっくりこない部分があっても、それはそれで「妥協する」ということも覚えなければいけないわけで。まあ、その点ではスウェーデンハウスを建てるにあたって妥協の連続を克服してきた私たちですから、今回は何とか折り合いをつけられるくらいには成長しているはず。
そして、とりあえずといっては何だが、チェストを2種類と本棚を(何とか時間切れの感もあってか)チョイスすることができて、カートを押して別フロアの商品棚に移動。そう!「初IKEA」というのは、これまで何度か足を運んでおきながら、「初めてIKEAで買い物をする」という意味だったのです。
自分の欲しい商品があの巨大な棚の上の方に置いてあったらどうやって下ろすのだろう、とか思いながら見て回っていましたが、なるほど縦方向はすべて同じ商品で上部の棚は在庫分なのだと、今更ながら納得。
で、まずは目的のチェストと同じ番号を発見して、カートに移動させる。がっ、やけに重いではないか!まあ成人男子としては筋力はない方ではないので、フンッ!と踏ん張ればカートに乗せ替えるのはそんなに大変な訳ではない。そして、もう1種類のチェストも見つけてカートに移動。こちらはさほど重くない。
最後に本棚を探す。売れ筋商品だけあって、色のバリエーションの他、付属品も多く探すのにちょっと時間がかかったが棚の前に到着。この棚は高さが2mちょいあるのである程度重いということは予想していたが、積んである商品の一つをちょっと手前に滑り出させるだけでも一苦労。ここで初めて気がついた。箱の横に重さが書いてある。「なっ、なにぃ~、39Kgぉ~!!」

まさかそんなに重いものとは思っていなかった。だって、IKEAはDIY商品、自分で組み立てるから安く上がるのがウリだと思っていたから、まぁ普通の健康な成人なら持って帰られるくらいのものかと思っていた。39Kgというとちょっと力のある人でも気合いを入れないと持てない重さではないか。まして体力のない人なら男子でもまずムリ!あーなるほど、先ほどすれ違った家族連れが若夫婦だけでなくその父親も連れてきていたのはそういうことか。確かに見回してみると、ベッドを持って帰るのに父と息子らしき男性が二人で必死になって棚からだそうとしているな。
と感心している場合ではない。この39Kg、しかも2mもの長尺の物体をどうやって持って帰るか。妻は成人といえども女性だし、39Kgの片側をかかえることは難しそうだ。まして、今日は乳飲み子をかかえている。。。相談して、今日のところは本棚は諦めることにした。
この本棚、特に気に入ったというほどでもないけれど、値段的には割安だし、新居に本棚が必要だし、それにようやく妥協点を見つけて買うと決心したところなのに、こんな理由で買って帰れないとなると今度はむしろ買えないことが悔しく思えてくるのはなぜだろう?
まあ、今回買って帰るチェストも結構重かったし、私の老体のことも考えて潔く諦めることにしよう。レジの方に向かいつつ、ちなみにこのチェストの重さがいったいどれくらいなのか?と思ってカートの横を見てみると・・・「な、なにぃ~、35Kgですか!」。そりゃ重いはずだ。
というか、私はいつの間にか35Kgものものを運んでいたんだな。しかも2つも!となると、先ほど諦めたばかりの本棚39Kg、ここまで重くなれば4Kgくらいの差は目クソ鼻クソ五十歩百歩ではないかと思えてきた。やっぱり買って帰ろうかといろいろと思考するも、やはり重さだけでなく、2m超という長さも侮れないな~。一人でバランスよく持つことを考えると、チェスト35Kgの1.5倍くらいの重さ=50Kg超のものを持てるくらいの怪力の持ち主でなければ持てないかもしれない。そう思うと、やはり今回は諦めて誰か男手をもう一人つれて来るしかないと、自らを納得させるのであった。

というわけで買い物終了。これだけのものを買って2万円台で済むのだから安いのは安い!しかし、もう身体が痛くなってきた・・・。先日お世話になったばかりだけれど、本当に引っ越し業の方や配送業の方の体力はある意味「特殊技能」だなぁ・・・感謝感謝。

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